2025年01月07日

おせちのバトン。

新年あけましておめでとうございます。

この冬休みは
夫の急な体調不良を恐れて
遠出をすることはせず、
近場でのお出かけや買い物のみで過ごしました。
やっと冬休みも明け、学校幼稚園が始まります。
子ども達には我慢を強いる日々でした。
よく頑張ってくれました。

年末、私はとても忙しかったのですが
冬休みではどうせ仕事にならないので
一旦休ませてもらいました。
その間に、いつも通りおせち料理も作れました。

黒豆、栗きんとん、お煮しめ、
海老の旨煮、鮭の西京焼き、錦玉子。
かまぼこと伊達巻きは市販のものを詰めます。

私は子どもの頃から、自宅で年を越すことが少なく
いつも祖母の家に泊まりに行っていました。
なので私の中で「おせち」というのは
祖母が長年作ってくれた味です。
その味をイメージしながら
私が嫌いな椎茸のお煮しめを除き(笑)、
家族が好んで食べてくれるものを、作っています。

今年はお肉がないと寂しいかも?ということで
すき焼きも用意し、豪華なお正月になりました。

子ども達がいろんなものを食べるようになってきて
これからもっともっと変わってくるかな。
作る側は大変になるけど、それもまた楽しみでもあります。

そんな風に、食べてくれる人のことを考えて
何十年もの間、私たちにお正月のご馳走を振る舞ってくれた
祖母と伯母が、どれほど大変だったかを
この歳になって“振る舞う側”になってみて実感します。

今年も祖母はお正月を施設で迎えました。
つい何年か前まで、おせちを作ってくれていたことは
本当にすごいことだなぁと思います。

祖母のようにたくさん作るのは難しいけど
「おせちを作る」ということを
引き継いでいけたらと思います。


バトンは受けとったからね、おばあちゃん。

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posted by ちぃ at 12:08| 日記