栞と一緒に、コンサートに出演してきました。
1月のコンクールで賞をいただいた生徒だけが
出演できるコンサートでした。
コンクールと違って曲に制限がなかったので
栞は、幼稚園の卒園式で歌った曲を選びました。
残念ながら、いつもお世話になっている先生の予定が合わず
伴奏者がいないため、
私が伴奏をすることになりました。
先日も書いた通り、20年くらいブランクがあったのですが
何とか練習して弾けるようになりました。
親子でコンサート。
しかも、栞が歌って、私がピアノ、
大きなホールで演奏できる機会なんて、恐らく最初で最後でしょう。
母親が伴奏をするなんて前代未聞だったようで
大変驚かれましたが、恥をかいても構わない!という覚悟で
挑みました。
栞は、舞台袖で待っている間ずっと緊張していて
しゃがみ込んでしまっていました。
ですが、順番が来て名前が呼ばれると
すたすたとマイクの前に立ち、既に“いつも通り”の姿に!
歌は、完璧でした。
今まで練習してきて、直そうね気をつけようねと
話していた所は全て、きちんと歌えていたと思います。
マイクによく乗る響く声で、まっすぐに歌えました。
言葉がどうしてもハッキリ聞こえないと
最後まで練習していましたが、
聞きに来てくれたじーじばーばは「ハッキリ聞こえたよ」
と言ってくれました。
歌詞を伝えようとしているのがよく分かった、と
言ってくれて、まさに目指していたことだったので嬉しかった!
本当にすごい子です。
私は、緊張から少し間違えてしまいましたが
楽しもう、この場を楽しまなきゃ!と
途中からは、マスクの下で小さく歌いながら弾きました。
笑顔で楽しく弾けました。
栞の背中を、ピアノ側から見ることは
もう無いだろうと思い、目に焼き付けようと必死でした。
あの景色は、一生忘れないと思います。
「ママとっても楽しかった、栞のおかげだよ。
ありがとう」
栞が連れてってくれたステージ。
一生の思い出になりました。
本当にありがとう、栞。
これからきっとどんどん上手になるでしょう。
さぁ次は
5月のコンクール県大会です。
もう練習開始しないとで、とても慌ただしいです。
栞がどこまで頑張れるか?
とても楽しみです。