2024年12月27日

長女、歌のコンクール出場。

長女が歌のコンクールに出場しました。
昨年は直前に溶連菌に罹り出場が叶わず、
2年分の思いを込めて。

毎日心配で泣いてたくせに、完璧に歌い上げました。
我が子ながら本番に強くて驚きます。

いろんなことがあった我が家の2学期、
これにて終了。
全ての行事に夫が参加できました。
頑張ってればいいことがあるものだと
本気で思います。

長女が、最高の1日をプレゼントしてくれました。

全てにありがとう。

よく倒れずにここまで頑張ったよ、と
たまには自分を褒めたいと思います。

posted by ちぃ at 19:27| 栞と育児

2024年07月06日

フレンチトースト。

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次女はお泊まり保育のため、いない。
体の一部をもぎ取られたような感覚で、寂しい。
 
寂しいね、静かだねと話しながら、
長女とカフェデート。
次女と二人きりよりも、長女と二人きりの方が
圧倒的に少ないので、大事にしたい。
もう「手、繋ごう?」と言わないと
手を繋ごうとはしない長女。
でもいざ繋げば、嬉しそう。

子育てとは
風のようにあっという間に過ぎていく
その連続なんだろうな。

中学生になっても、高校生になっても
こうしてママとカフェデートしてくれるかな?
そんなことを考えながら、
「大きくなったね」
フレンチトーストを頬張る長女を、愛おしく思う。
posted by ちぃ at 18:34| 栞と育児

2024年04月16日

手を繋ぐ。

朝、
長女を登校班の集合場所まで送る時
無意識に、手を繋ぐ。
私の方から長女の手を取って、握る。
「あぁかわいいお手々♪」と、撫でる。

長女と二人きりになれる時間は限られていて
どうしても次女と二人きりの方が、多くなる。
手を繋ぐのも、圧倒的に次女との方が多い。

今朝は、長女があまり握り返してくれなくて
繋いだ手をぎゅっと握っているのは、私だけで
長女は、私に“握られているだけ”のような
繋ぎ方だった。

あぁそういえば、いつからだろう。
長女が自分から手を繋ごうとしなくなったのは。

ふと、
手を繋ぎたいのは私だけなんだ、という気がして
春風が涼しく感じた。

だんだん、大きくなっていく。
だんだん、離れていく。

心が繋がっていない訳ではないんだけど
もう手は繋がってなくても、いいんだろうな。

長女に「いってらっしゃい」をして
手を振って、手を振って
背中を向けたら少し、寂しくて涙が滲んだ。


でもママは、いつでもそばにいるよ。
posted by ちぃ at 11:12| 栞と育児

2023年10月22日

徒競走。

運動会日和。
朝は寒かったけど
日差しが出てきて暖かくなった。

全校生徒による競技が終わって
栞の最初の競技のために、撮影場所を確保した。

ドキドキする。
撮り逃さないように…のプレッシャーだけではない。
栞が一番苦手とする「走る」の競技だから。


順番を待っている時の気持ち。
太い足をさらけ出した体操服姿で
どうせ“ビリ”と決まっている徒競走の順番を待つ。
あぁ、次だ。
位置について…よーい…ドン!
ついに来てしまった。


自分の子どもの頃の記憶がフラッシュバックし
胸がきゅーっとなった。


さぁ、思い出に耽っている場合じゃない。
栞の番。

あの頃の自分が重なる。きっと同じ気持ちかな。

パン!という音と同時にスタート。

なんて格好悪い走り方!
遅くてもいい、苦手なことでも「頑張ることが大事」
そう教えてきた。
全力で走る栞の姿は、格好悪くても遅くても
最高の「頑張る」だった。

しかも3人中2位!
とても嬉しそう!!
やったね、栞。よく頑張った!!

走るのを練習してみようよと言っても
あんなに全力で走った所は、見たことがなかった。
最高だったよ、栞。

ママ「頑張ることが大事」って伝えてきて良かった。
栞にちゃんと伝わってて、嬉しかったよ。
涙が出たよ。


栞にとっての運動会メイン競技は
徒競走ではなく、ダンス。
リズム感も完璧で、笑顔で楽しそうに踊る姿は
勿論最高だったよ。とっても上手だった。
でもごめん、ママは今年の運動会、
得意なダンスより、苦手な徒競走の方が
心に残ったのよ。

あなたは私によく似ているのね。
でもきっと、私よりもずっと努力家。

お疲れさま。
楽しみにしていた運動会が終わってしまったね。
ゆっくり休んでね。




posted by ちぃ at 17:30| 栞と育児

2022年12月04日

栞、7歳。

随分、間が空いてしまいました。
毎日、体を壊さないように何とか頑張っている日々です。


11月7日に、栞が7歳の誕生日を迎えました。
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栞と実、どちらの出産も
昨日のことのように覚えていますが、
栞が産まれてきた瞬間の、“私はお母さんになったんだ”
という感動は、いつになっても色褪せません。
もう7年が経ったなんて、本当に早いです。

小学生になり、やることが増えました。
1日5時間の授業を終え、1人で歩いて帰って来て、
おやつを食べたらすぐまた宿題と音読、
習いごと(英語)の宿題や、ピアノの練習をして
実と遊んで、ゲームもしたいし、何か作ることもしたいし、
そんなことをしていたらもう、夕飯の時間、
お風呂入ったら、もう寝る時間。
手を握ってあげると、すぐに寝付きます。
赤ちゃん時代、あんなに寝なかった栞がコテっと寝ます。

小学生の1日は、忙しいんだなぁと
毎日感心します。
それについていく私もまた、正直忙しいです。
1人で宿題や練習をしてくれるようになるのは…
まだまだ先のようです。
その時その時で、育児は大変なことが変わっていきます。
“手がかからなくなった”と言えるようになるのは、
まだまだ先なのかもしれません。

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栞の七五三撮影は夏休みに終えましたが
先日やっと、神社へお詣りに行って来ました。
まだ冬の寒さになる前、良いお天気の日でした。

お祓いの後、いただいた絵馬に
お願いごとを書いた栞。

 しっかりもののおねえさんになって
 みんながしあわせになれますように


栞らしい言葉でした。

こないだふと
「ママは、自分・家族・友達の中で、どれが一番大切?」
と聞かれたので、迷わず
『家族が一番大切で、次が友達、最後が自分、だよ』
と答えたら、
「栞も、同じ!」
とのことでした。

そんな風に、自分より周りの人を大切に出来る
そういう心が育ってくれて、嬉しいなと感じました。


いろんなことにチャレンジして欲しい。
苦手なことにも、チャレンジしなければならない
そういう場面も、小学校では沢山あるでしょう。
出来なくてもいい、チャレンジすることが大事。
その代わり、栞には誰にも負けないことがあるでしょう。
歌が上手なこと、音楽が好きなことだけは
誰にも負けない。
それを、いつでも忘れないで。

毎日、お友達とのことを沢山話してくれて
栞には、大事なお友達が沢山いるんだと
とっても嬉しい。
男子にからかわれたり、大きい声を出されたりしても
気にせず、栞を本当に思ってくれているお友達を
大切にするんだよ。

あんまり頑張りすぎなくて、いいからね。
ママはいつでも、一番そばで
栞の手を握ってあげられるよう、待っているからね。

大好きだよ、栞。



posted by ちぃ at 08:10| 栞と育児

2022年09月15日

栞の七五三撮影。

少し前の話ですが
栞の7歳七五三の撮影をしました。

これが、今年の夏休み
最後のイベントでもありました。
栞はとても楽しみにしていました。
でも直前に実の入退院があり
ギリギリまで出来るか分からず、もしかしたら延期…
と話してはいましたが、
何とか実が元気になってくれたので、予定通りに
夏休み最後に、撮ることが出来ました。

古風な和風の髪型を選び
とても可愛い着物の写真が撮れました。
いつもの通り、フリフリキラキラのドレスも2着。
まるでプリンセスになったかのようなひととき、
とっても嬉しそうでした。

少し前に、見事に上の前歯が抜けて
写真に残すには、良い記念になりました。
前歯が抜けてる笑顔なんて、この時にしか見られない
特別な笑顔だと思うから。
可笑しいけど、可愛くて、最高の笑顔でした。

私はこの横顔の写真がお気に入り。
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いつも見ている栞の顔。
真っ正面の栞と向き合うことがが多いので
ふと、私を見ていない時=こんな横顔を見た時には
とてもお姉さんになったなぁ、って感じます。
きれいな頭の形。きれいな髪。
ほっそりしてしまったほっぺ、でもすべすべのほっぺ。
本当に可愛くて、愛おしいです。

姉妹ショットも、無事に撮れました。
仲の良さが出ていて、このショットもお気に入り。
実、一緒に撮影できて良かったね!
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女の子は、3歳と7歳とで
写真を見比べられるから、いいなぁって
思いました。

3歳の栞。
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可愛すぎ。
posted by ちぃ at 23:17| 栞と育児

2022年07月31日

通知表は宝物。

栞が小学校にあがってから、初めての夏休み。
いろんなことがあり、バタバタしている間に
もう7月が終わろうとしています。

保育園時代には関係がなかった“夏休み”も
幼稚園時代には、その“夏休み”の存在にも慣れて
子ども達がずっと家に居る毎日にも
慣れて…というか仕方なく…何とかやっています。

ですが、ひとつ
幼稚園とは違うこと。
それが終業式にもらってくる「通知表」。

私達の時代とは、評価の仕方が違い
A・B・C、それぞれの意味も何となく違うようです。

栞は、想像していた通り
音楽と国語が得意!という結果。
特に音楽は、個人面談でも褒めて頂きましたが
本当に生き生きと、楽しんでいるようです。

先生からのひと言にも
栞の真面目な様子が書かれていました。
よく見てくださっているな、と安心しました。

栞が1学期頑張ってきた結果が、この通知表。
1日も休むことなく、元気に登校出来ました。
最初の頃は、少し泣くこともあったけど
すぐに慣れてくれて、お友達もたくさん出来て
係の仕事もしっかりこなして、勉強もきちんとやって
本当に頑張ったなぁ。
それをきちんと評価してくださる、って
本当に有り難いことだなぁと思いました。

そっかぁ。
今まで感じたことのない気持ちだったけれど
子どもの通知表って、親にとって「宝物」なんだなぁ。


子育てしていると
今まで感じたことのない気持ちを
たくさん感じることが出来ます。
親は、子に育てられているのかもなぁ。

2学期も、変わらず頑張れるといいね!
得意なものは、そのままに
苦手なものも、少し勇気を出して頑張れますように!

posted by ちぃ at 22:35| 栞と育児

2022年07月18日

ピアノの発表会。

今日は
午前中は、栞のピアノの発表会
夕方は、実の幼稚園の夏まつり
というハードな1日となりました。

栞がピアノを習い始めて、1年3ヶ月。
歌の方でコンクールには出ましたが
大きな舞台でピアノを弾くのは、今回が初めてでした。

難易度でいえば、とっっっても簡単な曲です。
でも、たっっっっくさん練習してきました。

お気に入りのブルーのドレスを着て
私がパニエを作ってあげたら、それも嬉しそうに
ドレスの下に履いてくれました。
髪型も栞の言う通りに。
可愛いカチューシャと、ひらひらの靴下に、パンプス。

まるでお姫様のようでした。

肝心の演奏は。

短い曲を2曲弾くうち、1曲は先生と連弾だったので
それもあってか、いつも通りの顔に見えました。
“これなら大丈夫”と思い、音が鳴るのを待ちました。

最高級の大きなグランドピアノ、
栞の小さな手で奏でた音が、ポロンポロンと
とっても良い音で響きました。

ピアノには、気持ちが伝わるものです。
楽しく弾けば、楽しい音になるし
テキトーに弾けば、テキトーな音になるし。
今日の栞は、とっても楽しそうで
もちろん、ピアノの音もとっても“楽しそう”でした!

少し緊張していたのか
テンポが若干速いように感じたけど、
その割には、ずいぶんと落ち着いて挑めたと思います。

座っている横顔は立派で
背筋がまっすぐで、とても綺麗でした。
お姉ちゃんになったね。

終わった後、どうだった?と聞いたら
「足が震えちゃったけど、楽しかった!」とのこと。
足が震えちゃってたようには、全然見えなかったよ!!
歌のコンクールで3度もステージに立ってきたおかげで
本当に成長したね!!!


さぁ、これでスッキリした気持ちで
夏休みを迎えられます。

今日聴いた、素晴らしい演奏のお兄ちゃんお姉ちゃんのように
ぐんぐんピアノが上達するといいなぁ〜。
頑張ろうね、栞!




夕方、実の夏まつりの部。は
また次回に。


posted by ちぃ at 21:56| 栞と育児

2022年06月03日

お迎え。

入学から丸2ヶ月が経とうとしています。

朝の登校班集合場所までは
いつも一緒に行っています。
一年生のお母さん方は皆さん来ていますが
栞だけが毎朝、私にギューッて抱きついてから
「いってきます」「いってらっしゃい」をしています。

下校時は、もう
ほとんどのお母さんは迎えに行っていません。
私は、家から少しのところで待つようにしています。
ルートの9割ほど帰って来たところで
待っているだけなので
もう一人で帰って来られるはずなのですが。
私を見つけると嬉しそうにしているので
きっとまだ寂しいんだろうな、と思っていました。

今日は、突然雨が降り出したので
慌てて傘を持って、いつもの場所に行ったら
「ママなんでお迎えに来たの?」と怒り顔。
プンプンしながら一緒に歩き
『じゃあ来週からはもう迎えに行かないね』と約束。

ですが、寝る時になってしくしく泣き始めました。

「もう一人で帰れるんだから、お迎え来ないで!」
の気持ちもあって、
「ママが迎えに来てくれないと、寂しい」
の気持ちもあって、
なんであんな風に怒っちゃったんだろう?と
気持ちがいっぱい溢れて、泣いているようでした。

どっちの気持ちも本当なんだから
それでいいよ
いつか必ず一人で帰って来られるようになるんだから
栞が寂しくなくなるまで、迎えに行くよ
それを誰かにバカにされたとしても
「何がいけないの?」って言い返してやればいい
一人で帰ってみて、やっぱり寂しかったら
また迎えに来てって言えばいいし
少しずつ試してみよう
ママは、途中の道で待ってる時も
おうちで待ってる時も、いつも同じ気持ち
“栞が頑張って帰って来られるかなぁ”って
いつだって栞のことを思ってるからね


親離れ、子離れ。
その時は突然やって来ることもあるかもしれないけど
少しずつ栞のペースでもいいんじゃないかな。
保育園の送迎。
幼稚園のバス停での「いってらっしゃい」と「おかえり」。
もう送迎は要らなくなるんだもんね。そうだよね。
ママもちょっと涙出た。


しっかりさんの栞も
甘えんぼさんの栞も
どっちも本当で、どっちも愛おしい。

頑張ってるね。えらいよ、栞。


posted by ちぃ at 22:02| 栞と育児

2022年05月22日

コンクールが終わりました。

栞が
1月に出場した、うたのコンクールで優秀賞をいただき
先日、県大会が行われました。

優秀賞をとった子ばかりが集まった県大会。
どうなるか、ドキドキしてこの日を迎えました。

結果、栞は賞をいただくことは出来ませんでした。

1月のコンクール予選大会で1曲。
賞をとった子だけが出場できる、受賞者コンサートでは
別の曲を2曲。
そしてコンクール県大会では、予選の曲に加えてもう1曲も。
12月からずっと、歌の練習に時間を費やしてきました。

本当によく頑張ったと思います。

県大会本番。
直前は緊張していたようですが
ステージに出てきた栞は、満面の笑顔でした。
音程は、誰よりも正確だったと思います。
とても楽しそうに歌っていました。
栞の「歌が好き」「楽しい」という気持ちは
私達だけでなく、審査員の先生にも
きっと伝わっていたと思います。
今までやって来たことは、全て出し切れた
完璧な歌を聴かせてくれました。

でもやはり、レベルの高い大会でした。
それだけでは、賞はいただけないのだと思い知りました。

栞に足りなかったものを、持っていた子がいた。
栞をさらに成長させるには
じゃあどうしたらいいのか・・・?
子どもに順位をつけ、悲しい思いをさせてしまったのは
正解だったんだろうか・・・?
結果を見てからの数日間、ずっと悩んでいました。

いつものピアノレッスンで先生が
栞を励ましてくれました。
 悲しむことはないんだよ
 だって楽しかったんでしょう?
 栞ちゃんが一生懸命やったのだから、それでいいの
 ただ、コンクールは順位をつけなければならないもの
 栞ちゃんよりもっと一生懸命だった子が、いたんだよね
 でも 
 栞ちゃんが「わぁすごい!」って思ったお友達がいたように
 誰かが栞ちゃんの歌を聴いて「わぁすごい!」って
 思ってくれてたはずだよ
 一生懸命やって、楽しかったのだからそれでいいんだよ

きっちりと区切りをつけて
次はピアノの発表会に向けて頑張ろう!と
栞の気持ちを切り替えてくださいました。

私も、めそめそうじうじしていては栞に申し訳ない。
前に、次に、進もう!


習い始めて1年足らずでコンクール出場を決め
何ヶ月もの練習にしっかりついてきた栞は
本当に立派です。
県の代表24人の中に選ばれただけでも、本当にすごいこと。
これで歌を嫌いにならないで欲しいな…と
心配しましたが、何のその!
結果を知って泣いて落ち込んで怒っていたその日の夜には
もう、歌っていました。
この強さがあれば、きっと
これからもっともっと成長出来る!上手くなれる!


さぁコンクールは、これで終わり。
でもここからが、始まりです。


posted by ちぃ at 21:59| 栞と育児

2022年05月06日

ストロー。

小学校に通い始めて、1ヶ月。

栞は、給食当番をやるのが楽しみだったようで
今週やっと回って来た当番に、ウキウキ。
でも今週って…GWだから月曜と金曜しか学校なくて
何で少ないのよ!!と、プンプン。

月曜日。
給食当番どうだった?と聞くと、嬉しそうな様子で
「栞ね、ストロー係だったんだよ!」
と話してくれました。
・・・ス・・・ストロー??!!配るだけ??
と、笑いたくなる気持ちを抑え「良かったねぇ」と
言いました。

お菓子作ったり、色々お手伝いはさせてきたけど
そうかぁ、お玉やしゃもじを使って料理を盛るって
やらせて来なかったなぁ。
だからかなぁ。
牛乳飲むためのストローを並べる係って・・・。

一人一人の机に、きっと丁寧に向きを揃えて
ストローを置いている栞の姿が想像出来て
なんて可愛いんだろう、って
嬉しそうな顔で話す姿を、何度思い出しても
胸がいっぱいになります。

栞らしいなぁ。

初めてのことだらけの一年生。
連休でゆっくりしてしまったのもあってか
少し疲れが出てきています。
言わなくてもがんばっているのは知っているので
「がんばれ」とは言わないようにしていますが
やっぱり心の中では「がんばれ栞!」と
エールを送っています。

子ども達の居ない時間は
子ども達ががんばっている時間。

今日帰って来たらまた
「ストロー係、どうだった?」
ってまた話を聞いてみようと思います。




posted by ちぃ at 10:45| 栞と育児

2022年04月18日

絵本から児童書へ。

3歳になる前からひらがなが読めた栞ですが
6歳になっても、毎日読むのは絵本ばかりで
なかなか文字数の多い“児童書”へ
ステップアップ出来ずにいました。

絵本って、どんなに長いものでも
1日で読めてしまうけど、
そうではなくて、何日もかけて1冊を読む
そういう本にチャレンジしていってもいいのでは?と
栞に薦めて来ましたが、
「こんな長いの、読めない…」と嫌がっていました。

私が幼い頃、父に言われたように
「本だったら、いつでも買ってあげるよ」と、
私も子ども達に言うようにしています。

なので本屋さんに行けば、大抵
何か選ばせて買うことになるのですが、
先日「これ栞絶対好きだと思うよ!」と私が見つけた
『ルルとララシリーズ』という児童書を買いました。
栞は不安そうでしたが、私のゴリ押しです。

可愛い女の子のルルとララが、お菓子を作りながら
お話が進んでいく、そんな本です。
お菓子作りが好きな栞なら、きっと楽しんで読める!

家に帰って読んであげると
「わかんない!」「つまんない!」と不機嫌な栞でしたが
少し日にちをおいてみたら、やはり気になったのか…
一人で読み始めました!!

そして3日ほどかけて
1冊を読み終えました!!!
すごーい!一人で全部読めたなんて、本当にすごいよ!!!

どんなお話だったか聞いたら
ちゃんと説明してくれるので、きちんと理解してるみたい。
1年生で読むには、結構な量なのに!
あぁ、これでひとつまた成長したなぁ〜
とても嬉しかったのです。


今まで栞に読んできた本は
私が全部読み聞かせてきた絵本ばかり。
私の手で、私の声で。

だけどこれからは
栞が一人で読んで、お話を理解して
私に説明してくれるようになるのかもなぁ。

本は、いろんな気持ちや
今まで知らなかったことを、教えてくれるんだよ
パパやママが知らないことだって
本には書いてあってね、とってもお勉強になるはず。
栞にそう話すと、目を耀かせていました。

学校の図書室に
もうすぐ入れるようになるそうで、
毎日それをとても楽しみにしています。

素敵な本に、たくさん出会えるといいね!
posted by ちぃ at 21:42| 栞と育児

2022年03月30日

受賞者コンサート。

栞と一緒に、コンサートに出演してきました。

1月のコンクールで賞をいただいた生徒だけが
出演できるコンサートでした。
コンクールと違って曲に制限がなかったので
栞は、幼稚園の卒園式で歌った曲を選びました。

残念ながら、いつもお世話になっている先生の予定が合わず
伴奏者がいないため、
私が伴奏をすることになりました。
先日も書いた通り、20年くらいブランクがあったのですが
何とか練習して弾けるようになりました。

親子でコンサート。
しかも、栞が歌って、私がピアノ、
大きなホールで演奏できる機会なんて、恐らく最初で最後でしょう。
母親が伴奏をするなんて前代未聞だったようで
大変驚かれましたが、恥をかいても構わない!という覚悟で
挑みました。

栞は、舞台袖で待っている間ずっと緊張していて
しゃがみ込んでしまっていました。
ですが、順番が来て名前が呼ばれると
すたすたとマイクの前に立ち、既に“いつも通り”の姿に!

歌は、完璧でした。
今まで練習してきて、直そうね気をつけようねと
話していた所は全て、きちんと歌えていたと思います。
マイクによく乗る響く声で、まっすぐに歌えました。

言葉がどうしてもハッキリ聞こえないと
最後まで練習していましたが、
聞きに来てくれたじーじばーばは「ハッキリ聞こえたよ」
と言ってくれました。
歌詞を伝えようとしているのがよく分かった、と
言ってくれて、まさに目指していたことだったので嬉しかった!

本当にすごい子です。

私は、緊張から少し間違えてしまいましたが
楽しもう、この場を楽しまなきゃ!と
途中からは、マスクの下で小さく歌いながら弾きました。
笑顔で楽しく弾けました。
栞の背中を、ピアノ側から見ることは
もう無いだろうと思い、目に焼き付けようと必死でした。
あの景色は、一生忘れないと思います。

「ママとっても楽しかった、栞のおかげだよ。
 ありがとう」

栞が連れてってくれたステージ。
一生の思い出になりました。
本当にありがとう、栞。

これからきっとどんどん上手になるでしょう。

さぁ次は
5月のコンクール県大会です。
もう練習開始しないとで、とても慌ただしいです。
栞がどこまで頑張れるか?
とても楽しみです。

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posted by ちぃ at 22:52| 栞と育児

2022年03月10日

「2ねんかん、おべんとうつくってくれてありがとう」

子どものお弁当を作るのは、私の夢のひとつでした。
保育園時代には、毎日給食があったので
お弁当を作ったのは遠足の日だけです。

栞が自分から「幼稚園に行きたい」と言い出さなければ
毎日早起きしてお弁当を作ることには
ならなかったはずでした。

年中・年長の2年間のお弁当、
250くらいは作ったのかなぁ、多分。
9月からの半年間は
栞だけでなく実のお弁当も作るようになって。
また違う苦労もありました。

卒園を間近に控え
「一日保育」の日が終わってしまったので
昨日で、お弁当も終わりました。

振り返ってみて、ひとことで言うと、楽しかったなぁ。

最後のお弁当は何がいい?と聞いたら
・から揚げ
・ハム入り卵焼き
・タコさんウィンナー
・冷凍コロッケ
・ブロッコリー
・おにぎり
・あとはママに任せる
と、オーソドックスなお弁当になりました。

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毎回、お弁当箱は空っぽのキラキラで返ってきて
「おいしかった?」と聞いても「おいしかったよ」。
そのうち「毎日聞かなくても、いつもおいしいって」。

食べる量は少しずつ多くなってきて
「きょう、おべんとう足りなかった」
「えぇ!あんなに詰めたのに?!」嬉しい悩み。

いつだって、栞はお弁当をありがとうと言ってくれて
「食べられる」ということに対して
感謝出来る子に育ってくれたなぁ、と。

ただ、食べるのに時間がかかる子なので
これから
学校給食20分間で食べきれるか?が、心配ではあるけど。

字が読めるようになるのが早かったので
毎日読むことに触れさせたくて
マステにメッセージを書いて、お箸セットの蓋に貼っていました。
書くことも同じようなことばかりなのだけど
貼り忘れた日は、すかさず「今日メッセージ忘れたでしょ?」
とお叱りが。
それも、昨日は特別。と思って、手紙を添えました。

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昨日は帰ってきてすぐに

「ママ、2年間お弁当つくってくれて、ありがとう」

と言ってくれました。

ママこそ、いつもきれいに食べてくれてありがとう。


今度栞にお弁当を作るのは・・・学校の遠足かな?
でもその前に「実だけお弁当ずるい!」と言うだろうから
また近いうちに、お弁当箱の出番が来ることでしょう。

出来合いの物や冷凍食品
自作の冷凍おかずに頼ってしまってたけれど、
2年間、よく頑張って作ったと思います。
大人のお弁当と比べて
子どものお弁当はこんなに大変なものなんだな、と
思い知りました。

さ、ここからは
実のお弁当が3年間続きます・・・。
頑張れ、私!


posted by ちぃ at 10:37| 栞と育児

2022年01月22日

コンクールの結果。

16日に行われたうたのコンクールで
栞が「優秀賞」をいただきました。
順位でいいますと、1等賞です。

5月に行われる県大会に出場出来ることになりました。

16人いた幼児クラスの中で3人が優秀賞でした。
何人が優秀賞に選ばれるのかを知らなかったのですが
後から先生に聞いたら
1人も選ばれなかった年もあったとのことです。
そんな中で、選ばれた栞。
本当にすごいです。

よく頑張りました。

賞を目指していた訳ではなく
発表会に出られなかった代わりに、何か目標の場を
そう思って、出ることに決めたコンクールで、
これ以上ない結果を残してくれるなんて。
本当に驚きました。

幼稚園のお友達や先生
私の友達やフォロワーさん
沢山の方に応援していただきました。

栞も
「みんなが応援してくれたから、がんばれたね!」
と言っておりました。
本当にありがとうございました。

実も、状況をよく分かってくれていて
栞が練習している時には、おとなしく聴いててくれました。
コンクール当日には何と
「しおりちゃんコンクールがんばってね」
と声をかけてくれました!
そして結果が分かってからは
「おめでとう!」と言って一緒に喜んでくれました。

栞も、実も
いつの間にか成長していて、ただただ驚くばかりです。

お祝い御膳なんて用意していなかったけど
急遽、リクエストの唐揚げを作ったり
次の日あわててケーキを買いに行ったりと
家族だけで、ささやかなお祝いをしました。

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5月までは、少し間が空きます。
今度は2曲歌わなければなりません。
ホールも、一回り大きい場所になると思います。
どこまで頑張れるかな?
きっと
栞が見せてくれる景色は、最高に素晴らしいことでしょう。

そうだ、私は誇れる存在が増えたんだ。

栞は、私の誇りです。

posted by ちぃ at 23:00| 栞と育児

2022年01月16日

初めてのコンクール。

栞が、うたのコンクールに出場しました。

習っているピアノ教室の発表会が夏にあったのですが
まだ始めてから3ヶ月だったので、出ませんでした。
「ほんとは出たかった…」と後から栞が言うので
じゃあコンクールに出てみる?歌だけどどうする?
と話したら、「出る!がんばる!」と。
コンクールは発表会と違って・・・という部分を
栞は理解してなかったので、不安もありましたが、
万が一失敗があっても良い経験になる!
栞を信じよう!と、出ることに決めました。

この2ヶ月、たくさん練習してきました。
私は、本番と同じ状況で練習させてあげたくて
すっかり弾けなくなったピアノをまた練習し
伴奏が弾けるようになりました。

栞は、元々音程がきちんと取れるので
「うまく歌う」ことはすぐにクリア。
だけど、評価されるのは「うまく歌う」ではなく
表現力や、楽しみながら歌っているか
総合的に審査されます。


今日、栞は
ずっと合言葉にしてきた「いつも通り」に
笑顔で、楽しそうに歌いきることが出来ました。

客席で私と離れた所に座って
自分より前の出番の子の歌をしっかりと聴いて
出番が来たら、私と目で合図ををして出て行きました。

舞台袖から出てきた栞は、笑顔でした。
私をしっかりと見つめ、マイクの前で一人
先生の伴奏に合わせて「いつも通り」歌いました。
ドレスの裾を、ちょこんと握ってるのが可愛くて
やっぱり緊張してるんだなと思ったけれど、
しっかりと歌いきりました。

本当に立派でした。

客席に戻ってきた栞は
“良かったよ!”の合図を送ろうとする私には
見向きもせず、
またしっかりと着席して次の子の歌を聴いていました。

そこに居る栞は、もう
私のそばで甘えたり泣きじゃくったりする幼い栞とは
別の栞のようでした。

保育園時代、3年間で5回あった保育参観で全て泣き
“いつもと何か違う” “イレギュラー” が苦手で
「いつも通り」に出来なくなってしまっていた、あの栞は
もう、そこには居ません。
ママが居なくてももうしっかりやれるよ!ママ見てた?
そう言われているような気がしました。

親離れより先に、子離れしていくんだな。
そんな風に思った瞬間でした。


今日のことを、ママはずっとずっと
忘れないでしょう。
ありがとう栞。


子どもって
今まで感じたことのない気持ちを
たくさん教えてくれる存在なんだな、と
改めて思います。
ママになって良かった。
栞のママで、良かった。

コンクールなので、評価されます。
その場での表彰は無く、後日サイトで発表になります。
優秀賞であれば、本選に進むことになりますが
それを目指して、それを望んで、挑んだ訳ではありません。

6歳の小さな体で
あんなに大きなステージで、知らない人の前で歌えた。
たくさんたくさん練習しても、弱音1つ吐かなかった。
「歌が楽しい」それを体いっぱいで表現してくれた。

結果がどうであれ、今日の栞は間違いなく
私にとって、最優秀賞です。






posted by ちぃ at 22:15| 栞と育児

2021年11月07日

栞の誕生日。

栞、6歳になりました。

保育園から幼稚園に変わって2年目
年長さんになって半年と少し
すっかりお姉さんになって
今までの大人しいキャラは卒業し
気が強い長女気質が出てきた感じがします。

習いごとのおかげで
英語やピアノや歌は、すっかり得意になりました。
小学校に入っても
しっかりお勉強できるんじゃないかなって
自信に繋がるくらい、
字を書くことや、工作や絵を描くことにも
だいぶ慣れてきました。
私が何も言わなくても、勝手にどんどん進めて
毎日驚かされます。

お誕生日パーティー。
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栞が描いたすみっコぐらしのイラストを
ケーキにしていただきました。
栞は、とても嬉しかったようで
この写真の後、食べるのが嫌だと大泣きしてしまいました。
いろんな感情が育ってきたのを感じます。
それも大事な栞の気持ち、と受け取って
気が済むまで泣かせ、何とか説得して
食べてもらいました。

金曜には、私の父母とパーティー。
今日は2年ぶりに、夫のお父さんお母さんに会いに
はるばる出かけてきました。

プレゼントには
たくさんのすみっコぐらしグッズ
「宇宙」の図鑑
アクアビーズのセット
楽しい物がまた沢山増えました。

実の出産も、とても思い出深いですが
栞の出産は、初めてづくしだったこともあって
忘れられない瞬間の連続でした。
そっと抱かないと壊れてしまいそうなくらい
小さかった栞が
こんなに大きくなって、一丁前なことを言うようになり
妹思いのしっかりお姉さんになりました。
まだまだ「ママ〜」って甘えることも多いけど
少しずつ私の手から離れていくんだろうな、と
考えることもあります。


大すきな栞
おたんじょう日おめでとう
ママは、きょう
1ねんで1ばんしあわせな日を
かぞくみんなで すごすことができて
とってもうれしかったよ
いつもママのことを しんぱいしてくれてありがとう
これからも うたがじょうずで
えがおのかわいい しっかりねーねでいてね

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posted by ちぃ at 22:53| 栞と育児

2021年09月24日

385円。

大型ショッピングセンターに行き
子どもが喜ぶような可愛い物が沢山売っている
いわゆる“ファンシーショップ”で
栞が、何か買い物をしたいと言い
好きな物を選ばせていました。

一緒に買い物に行ける時は限られるので
栞は、そういう時は張り切って
自分のお財布を持って行きたがります。

今日は
すみっコぐらしの定規とメモ帳を買うと決めて
レジに行きました。

普段おしゃべりな栞ですが、こういう状況には弱く
大きな声で「ください」が言えません。
自信のなさそうな小さな声で「これください」と言い
お財布の中から、100円玉を4枚出して
トレイに置きました。

お買い上げテープを貼ってもらった定規とメモ帳を
自分のバッグにしまい
お財布の中に、15円のお釣りをしまい
お財布をバッグにしまい、ファスナーを閉める。
とても時間がかかります。

お店が空いていないと、なかなか買い物させてあげられないけど
今日は、ひとつひとつなるべく栞自身にやらせて
無事買い物を終えました。

嬉しそうな栞。
たった385円の買い物。

大事そうに、何度も何度も定規とメモ帳を見つめています。

大人が現金での支払いをしなくなってきた中で
子どもにお金のことを学ばせていくのは、難しいなと感じます。
少しずつ始めなきゃ、と思っているところです。

今日の可愛い栞を、ずっと覚えておこう。

posted by ちぃ at 00:00| 栞と育児

2021年09月15日

パジャマと制服。

栞、
21時頃に寝かしつける時には
すぐ寝付くのに
2学期が始まってから
ほぼ毎晩0時1時くらいに、しくしく泣いて起きる。

実のことを面倒見てあげなきゃって
プレッシャーがあるからなのか、
習いごとや宿題に追われる中でも
運動会の練習など、覚えることが沢山だからか、
いずれにしても
頭の中がいっぱいで、緊張状態なんじゃないかな
と、心配。

トイレ行っておいで、と
トイレの前で待ち、寝室まで手を繋いで歩いた。

あれ、パジャマ着てる栞は
随分と小さく見えるなぁ。

幼稚園の制服を着て、実と並ぶ栞は
随分と大きく見えるのになぁ。

不思議。

ずっと「お姉ちゃん」で居続けるのって
疲れるんだよね、きっと。
分かるよ、ママも「お姉ちゃん」だから。

どうケアしていくべきか
難しいところだ。

posted by ちぃ at 23:48| 栞と育児

2021年08月08日

#池田屋ランドセル

栞のランドセルが届きました。

3月末に店舗に見に行った時
栞は「むらさきがいい!」の一点張りで
パパ:赤系 ママ:茶系 を推しても聞く耳持たず。
その場では決めきれず、後日電話注文することに。

一旦は
ローズピンクにすると言い出したものの
日にちをおき、栞の様子を伺うと
どうも“やっぱり紫がいいのにな”という気持ちが
隠れていたので、
親の希望は封印し、栞の気持ちを尊重することに。

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やっぱりこの方が栞らしいよ。

6年間毎日使うランドセル。
子ども自身が選んだ色にするのが、一番だと思います。
大事に使ってくれるといいな。

池田屋さんのランドセル。
やっぱり素敵で、使いやすそうで
機能も申し分ないし、選んで良かった!

実も背負いたいみたいで…
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「みのりの!みのりのなの!」
それにしてもランドセルってすごいもので
2歳の体に合わせても肩ベルトは落ちず
しっかり背負えるのですね…。
3年後、実が何色のランドセルを選ぶか楽しみだなぁ。

さて、大切なランドセル。
汚さないようにまた箱にしまって
しばらく寝かせておこうと思います。
posted by ちぃ at 11:16| 栞と育児