2015年07月22日

タイミング法 〜妊活を振り返って〜

【過去記事】
1「こうして妊活が始まった」編
2「化学流産」編

3 「卵管造影検査」編


「不妊治療を始めたんだな」と
私が実感するようになったのが、「タイミング法」という
治療法でした。

ずっと生理不順だったのを、月1回規則正しく生理を起こさせたく
病院に行き始めた私でしたが、
結果的に、医者が進めてくる方法というのは
排卵誘発剤を処方し、排卵を早め、卵胞の育ち具合を見て
タイミングを指導する、というやり方でして、
それがいわゆる「不妊治療の第1段階」だと
自分なりに勉強していくうちに、実感するようになった
という感じです。

具体的に、私が処方されていた排卵誘発剤というのは
「クロミッド」という薬。
以前、ストレスで生理が止まってしまった時にも
飲んだことのある薬で、割とポピュラーな薬のようです。

最初は、クロミッドを1錠だけ。
生理の5日目から服用開始し
生理の10日目くらいから、卵胞の育ち具合を見に
何度か病院に行くことになります。
内診で、超音波を使って、左右どちらの卵巣に
どれぐらいのサイズの卵胞が出来ているか、を見ます。

ですが、私の場合
待てど待てど排卵の兆候は無し、高温期になるまでに
4週間も5週間もかかる、という私の周期には
びくともしませんでした。

でもそのうち自力で排卵は起こり、基礎体温は無事高温期に。
2週間ちょいすると、生理が来て
また、クロミッドを服用。今度は増やしてみて1.5錠に。
という感じで、徐々にクロミッドの量は増えていきました。

クロミッドは最大で3錠までしか処方できないのですが
私は最終的に、3錠服用する段階までいきました。

一般的に、生理から排卵までは2週間が正常、
長くても3週間以内でないと、妊娠はしづらいと言われています。
「いい卵」が作られないと、妊娠には至らないそうです。
目標の3週間以内を目指して
クロミッドだけでは足りないので、排卵誘発の筋肉注射を
打ったりもしました。(←コレ痛いのよー)

卵胞チェックで何度も通院するのは、結構な負担です。
生理から10日目に行ってみて、全然育ってない。
じゃあ〇日後に来てください、と言われ
行ってみるも、まだ育ってない。
じゃあ注射打ってみるか、〇日後に来てください、
それの繰り返しです。

もう少しで排卵するかも!というサイズに
卵胞が育ってくれてからは、
では今夜“頑張ってみてくれる?”と、“仲良し”のタイミングを
言い渡されます。
そして次の日通院、卵胞はまだ有り
“あぁまだ排卵してない、今夜も頑張れる?”

・・・。
こちらの都合なんてお構いなしに(笑)、
そのように医者から指導されることになります。


赤ちゃんは自然に授かるもの
と、思っている大抵の方からすると
とても不自然なことに感じるかと思います。

ハッキリ言って、精神的な負担は大きいです。
戸惑っている暇なんてないまま、治療は進みます。

心と体は繋がっているので
いかにそこを夫婦で、乗り越え
気持ちのコントロールをするか、という事が
とても大事だと感じます。
私の場合、夫の協力無しでは成り立ちませんでした。
本当に感謝しています。


不妊治療の「第1段階」でも、このような負担があるんですよー。










今日の私のBGM。なし。

posted by ちぃ at 00:00| 妊活と妊婦と産後

2015年07月18日

妊婦の低血圧 〜妊婦日記〜

元々低血圧だったのですが
妊娠してから、更にひどくなった気がします。

普通は
妊娠中って、高血圧になりやすく
そうすると妊娠中毒症になったりする可能性が高いので
気をつけましょうという話を
あちこちで目にするんですが
私の場合、その心配はなさそう…かな、今の所。

今朝は、83/44 脈拍76(この脈拍は私にしては少ない方)
立ったり座ったりの度に、ふらつく感じがしまして
朝食を食べてからは、少し落ち着きました。
出かけて、疲れて帰ってきて夜に、どうも調子が良くなく
測ってみたら、83/52 脈拍97
なんと、最高血圧<脈拍 という結果に…。あはは〜。
最近は、いつどの時間帯に測っても
最高血圧が90を超えることがなくて、結構しんどい〜…。

妊娠してから、脈拍が80台後半なのが通常です。
胎児の分まで血液を送らないとならないため
心臓にはとても負担がかかるそうです。
血液量が1.5倍とかに増えているそうですからね。

高血圧は気にした方がいいけど
低血圧は気にしなくて平気、という感じの情報が多いんですが、
こちらとしては、それでふらつくようではしんどくて
どうしたもんか、と困っております。
塩分多めに摂る方がいいけど、今度はむくみが気になるし
カフェインを少し摂った方がいいそうですが、妊婦は摂りすぎ注意だし
色々難しいです。
高血圧の方から、分けてもらいたいくらいです…。

とりあえず、水分補給は大事なようなので
ちょうど暑くて、常に飲み物飲んでいる感じですし、
それは継続しようと思います。

今は、元気がないので
オロナミンCを飲んでみたら、ちょっと回復しました!


体が、日々変わっていきます。
自分の体が、自分の体じゃないみたいです。
次から次と、その変化に困り、悩み、
妊婦生活とは、まさに「闘い」です!!!









今日の私のBGM。なし。
posted by ちぃ at 00:00| 妊活と妊婦と産後

2015年07月13日

検診 〜妊婦日記〜

最近妊婦ネタ多くなってしまって、ごめんなさい。

今日は1ヶ月ぶりの検診でした。

急に出て来たお腹。
胎動もバッチリ感じるようになって。
おトイレがものすごく近くなり。
「お腹が張る」ってのを体感するようになって。
少し痛みもある時とかあって心配で。
血圧が毎日低すぎるし(こないだ上が77しかなかった)

貧血は大丈夫なのか少し不安で。

いろいろ、不安要素を取り除いてもらえました。
お腹の張りは、感じたらすぐ休むのが一番だって事で
今の所、切迫早産の兆候も見られないので
様子を見ましょうって事に。
気をつけながらではありますが、とりあえずは安心しました。

赤ちゃんの成長は、順調で
週数相当の大きさ重さに、育ってくれていました。
もうエコーには全身が写らないので
これが頭?背骨?何だろう?胴体?
という感じで、よく分からない物が写っているのを
ただただ見ているだけでした(笑)
でも、心臓だけは、ドクドク動いているのがよく分かります!

実は、今日は性別が分かるんじゃないかと
何日も前から、楽しみにしていました。
多分〜・・・という事で、先生からお言葉は頂きましたが
まだ「確定」ではないので、ここではまだ内緒で…。
(と言っている時点で、どっちと言われたか分かっちゃうかw)


次はまた4週間後。
待ち遠しいなぁ〜。

しかし真夏の妊婦はきつーーーーい。
いやぁ…。急にお腹が出てきたタイミングでこの暑さ。
堪えます…。








今日の私のBGM。なし。
posted by ちぃ at 00:00| 妊活と妊婦と産後

2015年07月09日

22週という境目 〜妊婦日記〜

ここへ来て、1週間が過ぎるのが
とても早いなと感じています。
有難い事に、毎日忙しく充実しているのもありますが
何かしようとしても、お腹が張ると休み
また頑張っては休み、と
一日に出来る事が限られるというのもあって
あっという間に一日が終わり
結果、一週間があっという間に感じている気がします。

さて。
今日で22週を迎えました。

22週というのは、妊娠6ヶ月の後半に入った週になります。
この22週というのは、どうやらひとつの境目であるようです。
(ちなみに、妊娠〇ヶ月というのは、
 カレンダーのような30or31日=1ヶ月という数え方と違い
 4週間=1ヶ月、と数えます。)


21週までに、万が一の事があった場合には
「流産」と呼びますが
22週に入ってから、まだ産まれて来るべきじゃないのに
出て来てしまった場合は「早産」、
そして残念な結果になってしまった場合は「死産」、
という呼び方になるようです。

なぜ22週かというのは、赤ちゃんの「肺」が育って来たかの
境目だから、という理由のようです。

万が一、早く産まれてしまったとしても
まだ赤ちゃんは500g〜800g程なので
当然、保育器の中での治療・保育が必要になります。
生存率、障害が残る確率、などはとても厳しく
極めて危険な状態といえます。

また、流産しそうな状態を「切迫流産」
早産しそうな状態を「切迫早産」と呼びますが
そうならないように、検診でしっかり調べる事が必要です。


という訳で
私は「流産」の可能性を、乗り越えた。という事になります。

「万が一」なんて起こらない。
と、我が子の命の強さを信じています。

この22週という区切り。
とても感慨深いです。
初めての妊娠で、ここまで無事に育ってくれた事
本当に有難く、大切に思います。

何でこんな事を書くのかというと
お腹がびよ〜んって伸びて、赤ちゃんが出て来ちゃう
って夢を見たのです…。
まだ小さくて…どうしよう!と慌てて救急車を呼ぶ所で
目が覚めました。
思わず「まだ出て来ちゃダメだからね」と
泣きそうになりながら、お腹に話しかけました。


「まだまだ!一緒にこれからも頑張ろうね!」









今日の私のBGM。Dreams Come True「私のドリカム」。
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2015年07月03日

人生最大体重に 〜妊婦日記〜

高校生の頃、ぱつんぱつんの最大体重。
20代前半、自然と痩せていく。
20代後半、それをキープしたり増えたり減ったり。
30代に入ってからは、少しずつ平均値が増えるも(笑)、
最大体重まで太る前に、また痩せる、の繰り返し。

結婚式前、久しぶりにぐっと痩せる。も
その後2年間、着々と体重を増やす。
でもそこでストップしていたのです。

そして、妊娠前からプラス3kgとなり
高校生の頃の最大体重に、めでたく到達しましたー……!

さあ!ここからは未知の世界です(笑)!
どこまで重たくなってしまうのか………。

私は元々ぽっちゃりなので
あんまり体重を増やしてはいけないのですが、
増えなさすぎも問題なので
今の所、許容範囲かなーと思っています。自己判断だけど。
頑張って、管理しなくてはね。

いやぁー。それにしても体が重い。
でも、ただ「太った」のとは感覚が違う。
やはり、お腹が重たいと感じるようになってきました。

狭い場所を通るとき、“この隙間ならイケる”と思っても
お腹がつかえて、通れなかったり(笑)。
しかも通常時と違って、お腹をぐっと凹ませることが
出来ないため、どうやってもお腹がつかえてしまうのです。
気をつけないと、危ないです。
やれやれ…。


だいぶお腹出て来たんですよー!
この1〜2週間で、ぐっと「妊婦らしく」なってきました。

おデブ。
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ちなみに、このユニクロのブラトップ着てたら夫に
「アニマル浜口みたいだね」
って言われました。
ひどいと思いませんか??オイ!オイ!オイ!
せめて、京子ちゃんの方にしてよ!!!!!








今日の私のBGM。なし。
posted by ちぃ at 00:00| 妊活と妊婦と産後

2015年07月02日

卵管造影検査 〜妊活を振り返って〜

妊活を振り返ってシリーズ、です。

【過去記事】
1「こうして妊活が始まった」編
2「化学流産」編


ちょうど一年前くらい
一通り、妊娠に向けての検査をしておこうという事で
「卵管造影検査」という検査をしました。

子宮と卵巣を結んでいる、卵管に詰まりがあると
妊娠しづらいなど、問題が生じるため
それを見つけるための、検査です。

具体的には
子宮の入り口に直接!管を!通し!
レントゲン室に移動
その管から、造影剤を注入し
レントゲンを撮る。という検査です。

この頃私は、不妊について色んな事を
ネットで調べまくっていたので
この検査が「痛い」という情報は得ていました…。

まず、痛み止めの座薬を入れてから、しばらく待機。

先生は笑顔で「看護婦さんから(痛いんだよって)、聞いた??」と(笑)
「じゃあちょっと我慢しよう〜!」と言って
造影剤を入れ始めたら…。

痛いかも…痛い…これは…痛い!!!!!

「はい!そのままちょっと我慢!」

正直、あと10秒長かったら叫んでたかもってぐらい
痛かったです。
もう限界!って時に、終わりました。
生理痛の3倍くらい、って感じかなぁ…。
座薬やったのに…。

そりゃそうですよね。
体の中に無理矢理液体を入れてる訳ですから。
生理痛に似た痛みってのも
そもそも生理痛とは子宮が収縮して起こる訳ですから、
納得できます。

レントゲン写真はすぐに出来上がり
その日のうちに
私は「卵管は通っていて問題ない」という事が
わかりました。

そして
この検査にはメリットもあります。
検査後半年ほどは、卵管が通りやすくなるという事で
妊娠しやすくなると言われているのです。
なので
私はその半年以内に何とか!という気持ちが
強かったです。
ですが
結局、その半年以内には妊娠することが出来ませんでした。

正直、もう何度もやろうとは思えない検査だなと思いました。
でも、その妊娠しやすい期間の為にも
やる価値はあるんだろうなと思います。

多分、不妊でお悩みの方はまず最初に受ける検査かと。
勇気が要りますが
痛みは人それぞれのようです。
その後その婦人科に通院している中で
造影検査の後、ふらふらと倒れ込んでしまって
ベッドで休ませてもらっている人も、見かけました。
私以上に、大変な方も居れば
全然大したことなかった、という方も居るかと思います。

不妊治療、妊娠、出産
というのは、何かしらの「辛さ」がつきもの。
これくらい乗り越えなくては!の精神で
なんとか頑張れた私なのでありました。












今日の私のBGM。なし。


posted by ちぃ at 00:00| 妊活と妊婦と産後

2015年06月25日

6ヶ月 〜妊婦日記〜

もう「6ヶ月」になったね。
私のお腹の中の居心地は、どうですか?

かわいい貴方に、毎日元気をもらっています。

今日は、たくさんお散歩しましたね。
少し疲れちゃったかな?
夜には、貴方に「眠たいよ」と言われているかのように
急に眠くなりました。

時々、貴方がポコポコ蹴る度に
幸せな気持ちになるよ。
私の声は、届いてますか?

先週よりもまた大きくなったお腹に手を当てて
いつも貴方を感じています。

昨日気付いたけど
おへそが横に広がってきたよ。
それだけお腹が大きくなったってことだね。
これからどうなっていくのか、楽しみです。

この一ヶ月は、暑くなって大変だけど
また一緒に頑張ろうね。







今日の私のBGM。なし。
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2015年06月20日

化学流産 〜妊活を振り返って〜

引き続き、妊活の話です。


実は、婦人科へ本格的に通う事になる前
一度だけ私は「もしかしたら妊娠したのかも?」
という症状を経験しました。

通常、基礎体温というのは(基礎体温とは起きた時にすぐ口内で測る体温のこと)
生理から排卵まで → 低温期
排卵から次の生理まで → 高温期
という風になります。
グラフにした場合、
排卵したと思われる日を境に、低温と高温で二層になります。
低温期も高温期も、約2週間ずつ、続きます。
なので、生理周期というのは約4週間(〜1ヶ月)という事になります。
(私は生理不順で、低温期が普通よりもずっと長い為起こっていました)

それが、妊娠した場合
高温期が、2週間を過ぎてもずっと続く事になります。

私の場合、どんなに高温期が長めだった時でも
16日目か17日目には体温が下がって、生理が来ていました。
ですが、その周期だけは
20日も高温期が続き、その間なんだか熱っぽく
生理前特有のイライラが半端じゃなくて
何だかいつもと違う??と思っていました。

ですが、21日目にがくっと体温が下がり
22日目に生理が来たのです。

そして、その後すぐに
病院へ相談しに行こう、と思ったのでありました。

そしたら先生から、驚きの言葉が・・・


「これ、妊娠してたんじゃない?」


???
!!!
やっぱりいつもと違ったと思ったんだよ…。
そんな…。

「化学流産だったのかもしれないね」


化学流産とは、流産と名が付くとはいえ
医学的には流産ではなくて、
受精することは出来たけれど、着床が続かず
そのまま生理として、流れてしまったという状態の事を言います。

もしもう少し前に病院に行っていれば
今回の周期での化学流産を防ぐことも出来たかも…。
と、後悔の気持ちはありました。

ですが、これを機会に
「私は妊娠することが出来るんだ」
という自信を持つことも、出来ました。

ごめんね、助けてあげられなくて。
私の体が、不充分だったせいで、ごめんね。
でも私に自信を持たせてくれてありがとう。

そんな風に思いました。









今日の私のBGM。なし。


posted by ちぃ at 00:00| 妊活と妊婦と産後

2015年06月19日

こうして妊活が始まった 〜妊活を振り返って〜

妊活の話です。

私は元々、初潮からずっと生理不順でした。
毎月一回必ず同じ日に生理が来るようなことは
今までに一度もなく、
普通よりも周期が「長い」タイプの生理不順でした。

いつかは子どもが欲しい。
ずっと夢見ていたので、自分なりに色々調べ
とりあえず「基礎体温」を測れば
色々分かるんだということを知りました。
20代から基礎体温をつけるようにし、
それによると、どうやら自分には「ちゃんと排卵がある」
でも「生理が終わってから排卵までの間だけが、長い」のだ
と分かりました。

一番最初に婦人科に行ったのは、んー…
23か24歳頃だったでしょうか…。
基礎体温表を持って、自分は子どもが産める体かどうかを
調べてもらったことがありました。
それによると、排卵はあるから大丈夫、子宮には異常ない、
但し本気で子どもを望んだ時には、出来にくい体かも、
と言われました。

それ以降、子宮頸がんの検診等にも行くようになりました。


そして、1年半ほど前。
ストレスからなのか、
結婚してすぐぐらいの時期、生理が止まってしまいました。
元々周期が長いとはいえ、3ヶ月も来ないってのはさすがに…。
って事で、婦人科へ。
薬を処方してもらって、無事生理が来るようになったのですが…。

今度は、以前にも増して周期が長くなってしまい
やっと「子どもが欲しい」と本格的に取り組むぞって状況になったのに
これではいつが「排卵」なのか、予想がつかず
当てずっぽうに頑張ってみるも………案の定、妊娠出来る気配がなくて。


数ヶ月後再び婦人科へ。
その時点では「生理周期を月一に整えたいんです」
という理由で、行ったのです。

処方されたのは「排卵誘発剤」というもの。
私の場合、生理が終わってから卵が出来上がるのが普通より遅い
という症状だったので、
それを何とか早めよう。という薬です。
一般的には、生理から排卵までが2週間、
妊娠しやすくする為には、長くても3週間以内に排卵させたい、
との事でした。

ところが、全然3週間なんかじゃ排卵しない。
4週間も5週間もかかるんです。
これじゃ、薬を飲んでも意味がない。
なので、徐々に薬の量が増えていきました。


何周期か、繰り返す間に
だんだんと自覚するようになりました。

「私は、生理を月一で来させたいというつもりで
 病院に来てみたけど、
 やってること、
 これってやっぱり、いわゆる『不妊治療』ってヤツだよね」


自分は、不妊治療を始めたんだ。
人とは、違うんだ。
人と違って、私の体は普通じゃないんだ。

そう認識するようになると
やはり多少なりとも、気持ちは落ち込みました。
「やっぱりね、やっぱりそうだよね」
って思って。


こうして、私の「妊活」が始まったのでした。

(続く)








今日の私のBGM。SEKAI NO OWARI「Tree」。






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2015年06月17日

これが胎動か! 〜妊婦日記〜

数日前から
“もしかして…??”という感覚はありました。
今日になって、確信に変わりました。

周りの経験者さんから
「最初はこれが?って感じだよ」「くすぐったいよ」
「もぞもぞ」「ポカポカって動く感じだよ」
話に聞いていました。
今か今かと、毎日お腹に手を当てて
楽しみにしていました。

私の感じた感覚では・・・
「ぴこぴこ」でした♪

仰向けになり、静かな時に
赤ちゃんに向けて話しかけて、お腹に触れていると
「ぴこぴこ」と
ちょうど小指の先っぽぐらいの「何か」が
お腹の中でぴこぴこ動いているような、感覚でした。
昨日の検診では、頭の大きさだけで4cm強。
足の大きさが大体それぐらいの大きさかしら?と思います。

やっぱりこれが「胎動」だ!
と思ったら、急に感激しちゃって
嬉しくなっちゃいました。

その後も、何度か話しかけてみたり
お腹をこちらからぷにぷに押してみたりすると
反応することが分かりました。
ちゃんと“コミュニケーション”とっているような気がして
すごいなぁ〜!って思います。
もう耳もちゃんと聞こえているそうですからね♪

これからどんどん大きくなって
どすどす蹴られるようになるよ。って
みんなに言われるので(笑)、
今のうちにこの小さな小さな感触を、楽しもうと思います。


本当にお腹の中で生きているんだなぁ…。
と、実感が湧いてきます。
嬉しいなぁ。



ちなみに、今
お腹の赤ちゃんのことを、私は「ぴよちゃん」と
呼んでいます(笑)
最初は「えびちゃん」と呼んでいたのですが
海老から大きくなってひよこくらいになったかな
って事で、名前を変えたのです。
そこからもうだいぶ大きくなってるんですけども
なんか呼び慣れてしまって、
今は「ぴよちゃん」で落ち着いています(笑)

どんどん大きくなってね、ぴよちゃん。









今日の私のBGM。なし。

posted by ちぃ at 00:00| 妊活と妊婦と産後

2015年06月03日

戌の日。

戌の日なので、安産祈願に行ってきました。
安産祈願で有名な場所も、たくさんありますが
いつもお世話になっている神社に行って
厄除けしたもらった時にも、赤ちゃん授かりますようにと
お願いしたら叶ったので、そのお礼も兼ねて
寒川神社に行って来ました。

雨の中。。。(笑)

妊娠5ヶ月の戌の日。
に行くというのが、風習だそうで
私の場合は、今月の3日と15日。
15日急遽何か予定が入ったらいけないので…
今日行って来たのでした。雨の中。

午後から止むとの予報でしたが
私が家を出る時には、結構な降りっぷり。
着いて小雨、終わって止んで。という感じでした(笑)

お腹の子が、雨男雨女として産まれてこないことを
願うばかりです。


何はともあれ、無事終わって良かったです。
お守りもしっかり身につけて…。

って、お守りなんですけど、
有難いことに、人から2つもいただいたので
これで3つ目なんです。
一応全部持ち歩いているのですが…。
全部違う神社なんですけど、これって神様同士が
ケンカしたりしないのでしょうか…(汗)。

誰か知っていたら教えてください(泣)









今日の私のBGM。サザンオールスターズ「葡萄」。
posted by ちぃ at 00:00| 妊活と妊婦と産後

2015年06月01日

赤ちゃんを授かりました。

皆様にご報告があります。

私事ではございますが
実は、3月に赤ちゃんを授かりました。
予定日は11月中旬です。

ここをよく訪れてくださる方はご存じの通り
私はバカ正直な性格なもので
“やっぱりな” とお思いかもしれないですが、
この度、無事安定期に入ったタイミングで
ご報告させていただくことにしました。

つわりが軽い方だったので、ここまで
歌の仕事も作詞も、何とかこなすことが出来ていました。
今後も、今までの100%とはいかないかもしれないですが
パタっと仕事を辞めるようなことはせずに
出来る限り続けるつもりでいます。
幸い、自宅に居ても可能な仕事なので、
周りの方々にご理解をいただきながらではありますが
全身全霊でがんばらせていただきます。

こんな不規則な生活で、無茶苦茶な私のところに
やって来てくれた赤ちゃんですので、
きっと一緒に頑張ってくれると、信じています。


この日記にも時々記してきましたが
ずっと、婦人科に通っていました。
元々、子供を授かりにくい体質なのもあって
通院することに決め、そのうちに本格的な妊活に入っていきました。
いわゆる「不妊治療」というものです。

私の場合、不妊治療として通ったのは
8ヶ月という短い期間でしたが、
それでも、精神的にしんどかった時期がありました。
高度治療に進む前に授かれたことは、本当に奇跡でした。

同じお悩みをお持ちの方や
これからお子さんを望む方皆さんに
何か伝えられることがあるのではないか、と思い、
それも、日記でご報告しようと思った理由のひとつです。


この先、日記を綴っていくうえで、
赤ちゃんのこと・子育てのこと・不妊治療のこと等
今までとは違う話題も、自然と湧き出てくることと思います。
なるべく、日記のタイトルで“その話題”と分かるように
していこうと思っていますので、
男性の方等、もし不快に思われる方がいらっしゃいましたら
読み飛ばしていただければ、と思います。


最後に。

いつもここを訪れてくださる皆様へ、
私を支えてくれる家族へ、
この報告を喜んで祝福してくれた大好きな友達の皆へ、

そして、今までと変わらず仕事をさせていただける
環境を作ってくださる、周りの皆様へ、

心から感謝申し上げます。

皆様のお気持ちに応えるべく、
私の人生最大の目標であった「子どもを産む」という大イベントを
絶対に成功させたいと思います。


これからもどうぞ宜しくお願い致します!



仲智 唯。




posted by ちぃ at 20:28| 妊活と妊婦と産後