
1月18日のことでした。
実家の愛猫ミータが、天国に旅立ちました。
なんと23歳という大往生でした。
亡くなる数日前からは、餌を食べなくなってしまって
もしかしたらそろそろ…という覚悟は出来ていました。
数々の体調不良や、お引っ越しによるストレスにも負けず
昨夏の記録的猛暑にも耐え、元気で居てくれたのですが、
23歳、寿命…老衰…と考えて良いのだと思います。
最後は、眠ったまま
そのまま、旅立ちました。
苦しそうに痛がる姿もなく、本当に自然な姿で。
それが何よりでした。
出会いは2000年8月2日のこと。
父が仕事に出てすぐに帰って来たと思ったら
生まれて2ヶ月くらいの子猫を連れて帰ってきました。
捨てられてたようで、恐らくきょうだいだろうという子猫、2匹。
オスがミータ、メスがモコ。と名付けました。
大切な大切な家族の一員として、長年傍に居てくれて
我が家にたくさんの幸せをくれました。
2018年、モコが先に旅立ってしまってから
まさかミータがそれから5年も長く生きてくれるなんて、
思いもしませんでした。
23歳。お世話になっていた動物病院でも「最高齢です」と
言われたそうです。
栞も実も、猫が大好きになったのは
ミータのおかげ。
実家に行く度に、追いかけ回して
あちこち撫でたり触ったり掴んだりしても、
ミータは決して子ども達を怒ることはありませんでした。
本当におとなしく、優しい猫でした。
私の人生の半分以上を共に生きたミータ。
まだ、居ないことが信じられず
思い出すと涙が出ます。
栞と実も「生き物の死」に直面するのは、ほぼ初めてのことで
もう息をしていない、冷たくなってしまったミータに会って
とてもショックだったようです。
栞は、2週間経った今も毎日ミータを思い出して
悲しんでいます。
ふわふわの毛、長いしっぽ、
ちろちろした耳、冷たい鼻、
ミータの全てが、可愛くて愛しかったです。
もう触れられないという現実が、本当につらいです。
もしかしたら
元気なミータに会えるのは最後になるかもしれないと会いに行った日。
栞と実は、ミータをそっと抱っこすることが出来ました。
嫌がるミータを、タオルでくるんで
母が抱っこさせてくれました。
それが、最後のあったかい思い出です。
ミータ。可愛いミータ。
たくさんの幸せをくれて、ありがとう。
今まで本当に長い間、父と母の家族で居てくれてありがとう。
最後に撫でた時、珍しく嬉しそうな顔をしてくれたね。
一緒に住まなくなってからは、私も嫌われちゃったかなって
思っていたけど、“ごろごろ”言ってくれたようなそんな気がしたよ。
天国で、モコに会えたかな。
栞が、毎日「ミータくんは天国で元気にしてるかな」って
言っているよ。
ずっとずっと、忘れないからね。
ずっとずっと、家族だよ。
ありがとう、ミータ。

大好きだよ、ミータ。
生まれ変わるなら、また猫になって
今度は、うちにおいで。
待ってるからね。