夕飯を食べながら、野田聖子さんのドキュメントを見ていました。
不妊治療はとても辛い。という話は
知識として私も持っています。
長年の間それを続け、卵子提供という難しい壁を乗り越え
産まれて来た子どもは、病気や障害と闘わなければならない運命だった。
それを、あんな風に
凛とした強い笑顔で、受け止めることが出来るって
野田聖子さんという方はものすごい人だなと、率直に思いました。
正直に言うと
番組を見ての感想は、様々だろうなと思う。
「そこまでして子どもが欲しいか?」
「だったら養子をもらえばいいじゃないか」
「産まれてきた子どもがかわいそうだ」」
「子どもを産みたいという親のエゴでしかない」
偏った方向から考えると、そうかもしれないなと思う。
だけど、私なんかに野田聖子さんの気持ちは計り知れないけれど
敢えて、言わせて頂くならば
きっと・・・
日本ではなかなか成し得ないことを、成功させてこそ意味がある
未来に繋げるためのひとつの道を作りたい
そんな風にお考えなのではないかと、勝手ながら感じました。
そうでなければ、
あんなにも過酷な状況をテレビ取材なんてさせないと
思うのです。
「働く女性のお手本」
とするには、あまりに大きな存在過ぎて
お手本にはなりません。
到底届かない場所にいらっしゃるからです。
とにかく、すごい方です。
不妊治療に「正解」は無いのだと思います。
子育てに「正解」も無いのかもしれません。
100人居れば100通り。
その人に、その夫婦に、その親子に、与えられた道があって、
選ぶべくして選んだ道を歩いて、
ただそれだけで、良いのかもしれません。
少し話は反れますが
子どもを虐待して殺して埋めた、というニュースを見て
震えるような怒りを覚えます。
そのような人間とは思えないような人間に
今日のこの野田聖子さんの姿を見せたなら
どんな風に感じるのだろうと、命の大切さと生命力の強さを
突きつけてやりたい思いです。
いろいろと考えさせられた夜でした。
今日の私のBGM。なし。
2013年04月26日
私に置き換えてみると。
posted by ちぃ at 00:00| 日記