先日、実が急に
「あかちゃんにもどりたい…」
と言って泣きました。
どういう訳か、話を聞く前に
ピンと来ました。
その直前に私が
あんなに小さかった実が
もうこんなに大きくなっちゃった
ずーっとこのままぷにぷにの実で居て欲しいなぁ〜
というようなことを、言ったのです。
というか、常々よく言っているのです。
下の子って、どうしてもいつまでも小さい気がして
お姉ちゃんと比べると、やっぱり幼い気がして
でもふと振り返ると、大きくなったなぁって感じて
それが寂しく感じてしまう、赤ちゃんのままで居て…
そう思ってしまうこともあります。
そうか…それを言葉にしてしまうと
実からすると
ママはわたしが赤ちゃんのままの方がいいと思ってる
→今のわたしは好きじゃないのかもしれない
→大きくならない方がいいのかもしれない
→じゃあ赤ちゃんに戻りたい
そう受け取ってしまったのかも。と気付きました。
なんて繊細なんだ・・・。
そんなつもりはないのに!!!
ママだって、勿論実の成長が嬉しいこと
赤ちゃんの実も、今の実も、これからの実も
いつだって大好きだってこと
だから、このままでいいんだよってこと
ぽろぽろ涙を流す実を抱きしめて
ゆっくり説明しました。
ママの言い方が悪かった、ごめんね。
子どもの受け取り方って、本当に素直で
ちょっとしたニュアンスから
“…ということは○○ってこと?”
と、大人が思いもしない方へ考えてしまうのかも。
これは気をつけなければ!!
と反省したのでした。
栞と同じように実にも
かわいい、大好き、をたくさん伝えてきたし
スキンシップもたくさん取っているつもりなのに、
栞に比べて実の方が、自分に自信がないというか
これが自己肯定感というやつなのか
「わたしなんて…」「どうせできないし…」
「かわいくなんかないよ…」
そういう言葉がよく出てくるような気がしています。
お姉ちゃんと比べての、劣等感がある?のかもしれません。
ありのままの実が
大好きなんだけどな。
伝えても伝えても、伝わらないのはもどかしい。
このことがあってからは
「赤ちゃんのまま居て欲しい」の気持ちは封印して
大きくなったことや、お姉ちゃんらしくなってきたことを
喜ぶように、しています。
子どもの心は、ガラスのようだね。