3歳になる前からひらがなが読めた栞ですが
6歳になっても、毎日読むのは絵本ばかりで
なかなか文字数の多い“児童書”へ
ステップアップ出来ずにいました。
絵本って、どんなに長いものでも
1日で読めてしまうけど、
そうではなくて、何日もかけて1冊を読む
そういう本にチャレンジしていってもいいのでは?と
栞に薦めて来ましたが、
「こんな長いの、読めない…」と嫌がっていました。
私が幼い頃、父に言われたように
「本だったら、いつでも買ってあげるよ」と、
私も子ども達に言うようにしています。
なので本屋さんに行けば、大抵
何か選ばせて買うことになるのですが、
先日「これ栞絶対好きだと思うよ!」と私が見つけた
『ルルとララシリーズ』という児童書を買いました。
栞は不安そうでしたが、私のゴリ押しです。
可愛い女の子のルルとララが、お菓子を作りながら
お話が進んでいく、そんな本です。
お菓子作りが好きな栞なら、きっと楽しんで読める!
家に帰って読んであげると
「わかんない!」「つまんない!」と不機嫌な栞でしたが
少し日にちをおいてみたら、やはり気になったのか…
一人で読み始めました!!
そして3日ほどかけて
1冊を読み終えました!!!
すごーい!一人で全部読めたなんて、本当にすごいよ!!!
どんなお話だったか聞いたら
ちゃんと説明してくれるので、きちんと理解してるみたい。
1年生で読むには、結構な量なのに!
あぁ、これでひとつまた成長したなぁ〜
とても嬉しかったのです。
今まで栞に読んできた本は
私が全部読み聞かせてきた絵本ばかり。
私の手で、私の声で。
だけどこれからは
栞が一人で読んで、お話を理解して
私に説明してくれるようになるのかもなぁ。
本は、いろんな気持ちや
今まで知らなかったことを、教えてくれるんだよ
パパやママが知らないことだって
本には書いてあってね、とってもお勉強になるはず。
栞にそう話すと、目を耀かせていました。
学校の図書室に
もうすぐ入れるようになるそうで、
毎日それをとても楽しみにしています。
素敵な本に、たくさん出会えるといいね!