2024年12月31日

2024年「壁」。


私の2024年を表す漢字として
「壁」を選びました。

夫が腎臓移植手術を受けるという
とても大きな出来事があった、1年でした。
諸々含めて、今年は4度の入院があり
夫だけでなく、私も長女も次女も
心身ともにしんどい日々を過ごしてきました。

私は、
夫がいない間、娘たち2人を
毎日幼稚園学校に元気に通わせることだけで
精一杯でした。
周りにもたくさん助けてもらいました。
一番大変だった時に、仕事も重なって
振り返ってみると、
あれどうやって乗り越えたんだっけ?
と思うくらい、必死でした。

ひとつ壁を乗り越えても
また次の壁が立ちはだかっていて
それをやっと乗り越えても、まだ壁が続いていて
いつになったら終わるんだろう?
この道で正解だったんだろうか?
もう戻ることは出来ないけれど、こんなの辛すぎる。
それでも、家族4人力を合わせて
心をひとつにして、乗り越えてきました。

そんな壁を乗り越える度に
夫には、ご褒美のように
子ども達のイベントが待っていました。
次女の運動会、長女の運動会、
次女の誕生日、長女の誕生日、
次女の発表会、クリスマス、
長女のコンクール、
そして、今年を終えて新年を迎える瞬間、
家族4人で全て一緒にいることが出来ました。
さらに、今年の最後に
長女のコンクール優秀賞、県大会に進出!
という最高な出来事までありました。
アセトン血性嘔吐症を抱える次女が
今年、一度も入院にはならなかった!
というのも、嬉しい成長でした。

この波乱の2学期を、完全制覇できたのは
奇跡のようです。

ですが、夫には合併症の
腹壁瘢痕ヘルニアの手術が、待ち受けています。
また、壁です。

でもきっと今年の運をそのままに
来年もいいことがたくさんあるはず。

たくさん頑張っていればいいことがある!
というのを、身をもって感じた1年でした。


詞もたくさん書きました。
お会いしたかった人にもたくさんお会い出来ました。
またその話は、年明けに書けたらと思います。


ご心配ご迷惑おかけしました。
家族みんな、元気です。

私たちの2024年を支えてくださったお一人お一人へ
ありがとうございました。





posted by ちぃ at 23:56| 日記

2024年12月27日

長女、歌のコンクール出場。

長女が歌のコンクールに出場しました。
昨年は直前に溶連菌に罹り出場が叶わず、
2年分の思いを込めて。

毎日心配で泣いてたくせに、完璧に歌い上げました。
我が子ながら本番に強くて驚きます。

いろんなことがあった我が家の2学期、
これにて終了。
全ての行事に夫が参加できました。
頑張ってればいいことがあるものだと
本気で思います。

長女が、最高の1日をプレゼントしてくれました。

全てにありがとう。

よく倒れずにここまで頑張ったよ、と
たまには自分を褒めたいと思います。

posted by ちぃ at 19:27| 栞と育児

2024年12月09日

師走、の前に。

あっという間に12月になってしまいました。
夫の腎臓移植手術のための入院は
8月末だったので、2学期が始まる少し前でした。
いろんなことがあった2学期が、もう終わろうとしています。
この何ヶ月かで、我が家はとても強くなった
そんな気がしています。

師走の振り返りの前に
神無月と霜月の振り返りを・・・

10月には次女の誕生日がありました。
シルバニアファミリーの大きなおうちやお人形を
プレゼントしてもらい、嬉しそうだった次女。
夕飯のリクエストは「肉団子がいい」。
手術の合併症で消化のいいものしか食べられないパパのために
パパでも食べられるよう、料理し
みんなにたくさん食べてもらいました。
次女は、長女からもらった手紙を受け取って
「うれしい」と泣きました。
最近、悲しい時だけでなく嬉しい時にも涙を流すようになり
心が成長していくのを感じると同時に
とても繊細な心を持っているんだなとも感じます。
6歳。本当にお姉さんになりました。

その2週間後、11月には長女の誕生日がありました。
9歳にもなると、欲しいものもあまり無いようでしたが
子ども用のデジカメをおねだりされました。
最近は、音楽だけでなく
絵を描くことや写真を撮ることにも興味があり
“わたしのすきなこと” がハッキリしてきました。
ハッキリ、といえば
だいぶ物事をハッキリ言うようになってきたので
私に対する反抗も、強くなってきました。
こうやって“反抗期” を向かえていくんだろうなぁーと
震える一方で、
まだまだ甘えたい部分もあり、スキンシップを大事にすると
気持ちが落ち着いたり、と
難しい小学三年生、を謳歌しています・・・。

あれから夫は順調です。
腹壁瘢痕ヘルニアと判明してからは
なるべく消化の良いものを食べないと、と
気をつけています。
が、診察の度に「栄養が足りない」「もっと食べていい」
と言われてしまい、料理する側としては苦労しています。
あまり気にせず何でも食べて
もしお腹が調子悪くなったら、食事を抜いて様子見
というのが良いようです。
そこで無理をして食べると、救急車になっちゃうので。
手術をしてしっかり治すことになり
それが年明けに決まりました。
長いです。
でも、仕方ない。
そのおかげで子ども達のイベント行事には
全部参加できているのです。奇跡!
あと少し、問題が起きることなく
手術の日を迎えられますように・・・。

11月末には
次女の幼稚園最後の発表会がありました。
直前に、長女がマイコプラズマの疑いとなり
高熱(なぜか夜だけ)が6日間続きました。
発表会前日、
次女に移ったか?これは発表会が絶望的!と思った矢先
発表会当日の朝、ケロッと熱も下がり元気に。
少し咳はあるけど、何度計っても熱はない!!
ということで、無事発表会にも出られました。
かわいい合奏、感動的な歌、元気いっぱいのオペレッタ
最後に最高のステージを見せてくれました。
次女は、本番に強い!
そして、翌日夜・・・また発熱!!!
えっ!何これ?!
発表会出られたの、奇跡?!
その熱もまた一晩で下がり、その後は元気になりました。
ずっと眠る時にはくっついて欲しくない子だったはずなのに
ママと手を繋いで寝るようになったもんね。
きっといろんな気持ちを抱えていたんだね。
大きな行事が終わってしまって寂しいけど
「出られてほんとに良かった」と、また泣いた次女、
なんと次の言葉に「ママのおかげだよ…」と。
ママ、頑張って良かった。そんな言葉言ってくれてありがとう。


夫の移植手術、3度の入退院、そして年明けに4度目の入院。
アレに感染、コレにも感染、たくさんの薬、
もう子ども達の風邪を移す訳にはいかない。
消化の良いものをと言われても、限界がある。
外食やお惣菜に頼っては、塩分も油も摂り過ぎになっちゃう。
透析時代より量を食べていいので
おかずも増やさないと足りない。
それでもタンパク質とリンをもっと摂ってください、と。
そんなぁーーーー。
料理に手を抜けない。

それなのに、一年で一番私の仕事が忙しい時期に突入。
なぜここに重なってきてしまうのかーーーー。

でも、その間に
私にとって、本当に大きなお仕事を経験させてもらいました。
私の音楽人生、このためにあったんだな、と思えるような
大きな経験でした。
ご報告できるタイミングが来たら、ブログにします。



いろいろ

あり

なんとか

ブログを書けるところまで

たどり着きました。


夫が元気になり、家のことをこなしてくれるので
とても助かっています。
あんなに大変だったのに、たくさん泣いたのに
今やっと
 透析がなくなった
それを実感しています。
まだ、通常営業までは程遠いんだけど
これならまだ頑張れそうです。

本当に、感謝しています。
ドナーにも、先生方にも。


頑張っていれば、いいことある。
幸せな瞬間は、必ずやって来る。



posted by ちぃ at 11:46| 日記