幼稚園にも元気に行けるようになったので、
母と約束していた、ユトリロ展に行くことが出来ました。

母は、美術を高校で学んでいたというほど
昔から絵が大好き。
私も絵は好きですが
特に誰の絵が好き、とかは無く
母が昔からユトリロが好きと知っていたので
たまにはデートもいいかなと思い、約束していました。
横浜に行くのはとても久しぶりで
しかも電車なんて、しかも相鉄がゴージャスになってるしで
なかなか楽しい数時間となりました。
とても複雑な環境で育ったモーリス・ユトリロ。
アルコール依存症で苦しんでいた時期こそ
素晴らしい作品を残している、と知りました。
完璧な遠近法の活用と、独特の色使い、
雑なように見えて遠くから見ると写真のように細かく見え、
絵の具が一筆一筆乗っていく触感を、近くで見ると
とても迫力がありました。
ユトリロの言葉が壁に貼ってありました。
青色が神で、悪の敵なら、
黄色は妬み、ときに自惚れ、ありきたり、
赤は悪魔で、活気にあふれ、おまけに残忍、
緑は希望、そしてピンクは、甘美な結婚。
モーリス・ユトリロ
ユトリロの晩年、結婚してからの日々が
幸せだったことが伺えます。
それが救いだな、と。
ゼロからイチを生み出すものとして
“インプット”する行為は、とても重要で
でもそれは気持ちや時間に余裕がないと出来ないと、
思っていて。
この日は、多少の無理をしてでも
そういった時間を作っていかないとな、って
思わされる時間でした。
母と二人きりで出かけること自体がとても珍しく
ずっと喋りっぱなしだったけど、良い時間でした。
一緒に食べた、五右衛門のパスタおいしかったね。
また、お出かけしましょう。
時間作るからね。ありがとね。