栞が
1月に出場した、うたのコンクールで優秀賞をいただき
先日、県大会が行われました。
優秀賞をとった子ばかりが集まった県大会。
どうなるか、ドキドキしてこの日を迎えました。
結果、栞は賞をいただくことは出来ませんでした。
1月のコンクール予選大会で1曲。
賞をとった子だけが出場できる、受賞者コンサートでは
別の曲を2曲。
そしてコンクール県大会では、予選の曲に加えてもう1曲も。
12月からずっと、歌の練習に時間を費やしてきました。
本当によく頑張ったと思います。
県大会本番。
直前は緊張していたようですが
ステージに出てきた栞は、満面の笑顔でした。
音程は、誰よりも正確だったと思います。
とても楽しそうに歌っていました。
栞の「歌が好き」「楽しい」という気持ちは
私達だけでなく、審査員の先生にも
きっと伝わっていたと思います。
今までやって来たことは、全て出し切れた
完璧な歌を聴かせてくれました。
でもやはり、レベルの高い大会でした。
それだけでは、賞はいただけないのだと思い知りました。
栞に足りなかったものを、持っていた子がいた。
栞をさらに成長させるには
じゃあどうしたらいいのか・・・?
子どもに順位をつけ、悲しい思いをさせてしまったのは
正解だったんだろうか・・・?
結果を見てからの数日間、ずっと悩んでいました。
いつものピアノレッスンで先生が
栞を励ましてくれました。
悲しむことはないんだよ
だって楽しかったんでしょう?
栞ちゃんが一生懸命やったのだから、それでいいの
ただ、コンクールは順位をつけなければならないもの
栞ちゃんよりもっと一生懸命だった子が、いたんだよね
でも
栞ちゃんが「わぁすごい!」って思ったお友達がいたように
誰かが栞ちゃんの歌を聴いて「わぁすごい!」って
思ってくれてたはずだよ
一生懸命やって、楽しかったのだからそれでいいんだよ
きっちりと区切りをつけて
次はピアノの発表会に向けて頑張ろう!と
栞の気持ちを切り替えてくださいました。
私も、めそめそうじうじしていては栞に申し訳ない。
前に、次に、進もう!
習い始めて1年足らずでコンクール出場を決め
何ヶ月もの練習にしっかりついてきた栞は
本当に立派です。
県の代表24人の中に選ばれただけでも、本当にすごいこと。
これで歌を嫌いにならないで欲しいな…と
心配しましたが、何のその!
結果を知って泣いて落ち込んで怒っていたその日の夜には
もう、歌っていました。
この強さがあれば、きっと
これからもっともっと成長出来る!上手くなれる!
さぁコンクールは、これで終わり。
でもここからが、始まりです。
2022年05月22日
コンクールが終わりました。
posted by ちぃ at 21:59| 栞と育児