10年という節目は、通過点。
まだまだ跡は残されたままで
その場所も、人の心も、復興に向けて
一歩ずつ進んでいる最中。
今日の14:46は
10年前と同じく、家に1人きりでした。
この10年で私は、結婚し、娘を2人産みました。
本当にあっという間の10年、濃い10年でした。
10年前を思い、
この瞬間、そしてこのすぐ後に
たくさんの方が亡くなったことを思い、
目を閉じ、祈りました。
大津波警報、メルトダウン、計画停電。
聞いたことなかった単語が飛び交いました。
毎日増えていく死者と行方不明者の数。
こんなことが起きていいのか。
あの日から、日本は変わりました。
世界の誰も経験したことのないことを
乗り越えようとしてきた東北の人たちは
世界の誰よりも、強い人たちです。
その強さから学んだことはとても大きく
日本は強くなった、そう思いたいです。
今日は、一日
テレビを付ければ東日本大震災のことをやっていて
そのひとつひとつ、ひとりひとりに涙し
気持ちと体が付いていかず、思わずテレビを消しました。
何も見ずとも、黙祷の時間には涙が流れました。
これを見て、知って、語り継いでいかなくては
そう思う気持ちと同時に
とてもしんどくなり、辛くなります。
身内が亡くなった訳でもなく、関東でただ大きな地震に遭った
それだけの私ですら、そうなのですから
10万人ともいわれるご遺族の思い、それは計り知れません。
忘れないこと。
そして、備えること。
祈ること
そして応援することしか出来ませんが
ずっと、続けていきたいと思います。
2021年03月11日
東日本大震災から10年。
posted by ちぃ at 23:36| 日記