夕方、夫が病院から帰ってくるのを待って
バトンタッチで“どうしても今日必要なもの”を
買いに行ってこよう、と思って、
急いで夕飯の支度をしていました。
「ママ、パパが帰ってきたら
ちょっと買い物行ってくるから
3人で待っててね」
と栞に言ったら、
『いま、いってきてだいじょうぶだよ』
と言うのです。
「えー?栞、実と2人でお留守番できるのー?!」
『うん、だいじょうぶ!』
迷ったけど、
夫はあと10分もしないうちに帰ってくる
うん、栞を信じよう!と思い
「わかった、じゃあお願いね!」
と出かけることにしました。
鍵は絶対開けないこと
もしピンポーンが鳴っても出ないこと
約束をしました。
私がスーパーに着くとすぐに夫からメール。
帰ったから大丈夫だよ、と。
すごいなぁ、栞。
実も、栞と2人きりでも泣かなかったと。
『ママがいないと、なんにもできない』
『ママと!しおりもいく!!』
そんな風に私にべったりだった栞は
いつの間にか、しっかり者のお姉ちゃんになってたのね。
ママ、助かったわ。
そいで
栞実用のハミガキ粉、ちゃんと買ってこれました。
間違えていつもと違うものを買ってしまってて
「いつものじゃないとヤダ!」と栞が言ったのでした。
あれ、しっかり者になったけど
やっぱりワガママなのは、変わらないな?