そんな漠然としたこと言われても……。
じゃあ…、と
誰を主人公にしようか?動物?お花?人?
どんなお話にしようか?
と、栞から引き出していきました。
そして、すらすらと絵を描き始めました。
じゃあその絵に、どんな文をつけていこうか?
と、またそれも栞から引き出していきました。
そして、出来上がった作品は
綴じなくていいように、紙芝居になりました。


@「ぞうくんのいもうと」


Aぞうくんのいもうとは おうちにいきました


Bぞうくんのいもうとは どんどん おおきくなりました


Cやっと ようちえんに いくように なりました


Dそして バスに のりました おしまい
なんて可愛い紙芝居!
タイトルの「ぞうくんのいもうと」は
ほんとに絵本っぽいし、可愛いね。
きっと栞の中で
実のことを思い浮かべながら
一緒に幼稚園に行けたらなぁってそんな気持ちから
出てきた絵や言葉なんだろうなぁって。
ひとつも、私が口出しすることなく
絵も言葉も栞が考えました。
私が手を出すことなく
絵も字も栞が一人で描き書きしました。
いやぁ、素敵な作品が仕上がりました。
いつの間にこんなに成長したんだろうなぁ。
ママに宝物と、宝物の思い出をくれて
ありがとうね、栞。
大切にしようね!