夫が人工透析を始めてから
丸2年が経ちました。
始めてしばらくの間は
ブログには書かないようにしていたので
その時の日記は、こんなこと書いてました。
2018年9月25日の日記。
しんどかったな。
実がまだお腹の中に居て
さぁ臨月、という時だったから
これから先どうなってしまうのか、不安で不安で。
あの時の自分に
「大丈夫だよ、何とかなってるよ。
あんた、強くなったよ。」
と言ってやりたい。
一番大変なのは、夫自身でしょう。
本人は、透析自体は想像していたよりしんどくない
と言っているものの、
帰って来てから、しんどそうにしてる日もあるからね。
痛みや不安や苦労は、私には到底計り知れません。
私には、夫の大変さとはまた別の種類の大変さがあります。
食事を作るということは、夫の命を預かっていると
言ってもいいくらい重要なことです。
デリバリーやテイクアウトに頼る日もあるけど
なるべく手作りで
塩分タンパク質やカリウムとリン、そして水分の制限
を考慮したメニューで、出来ればおいしく食べてもらえるよう
工夫と努力を、この2年間やって来たつもりです。
食事に関して、文句ひとつ言わず
むしろもっと楽をしろとばかり言ってくれる夫には
本当に感謝です。
透析を、ポジティブに捉え
「じゃ副業行ってきま〜す!」と、おちゃらけて言う
夫の強さを尊敬しています。
私は本当に駄目な人間なので
怒鳴るし愚痴るし泣くし、本当に扱いの大変な人間だと
思うのですが、
よく一緒に居てくれるなぁと思います。
まだ始まってたったの2年。
これから何十年もこの生活を続けるためには
きっと、好きとか愛とかを超越した何かが
育まれたり消えたりまた育まれたりしながら
1日1日を、重ねるだけなのでしょう。
よく頑張ってきたと思うよ、この2年。
あなたも、私も。
また1年ずつ、積み重ねていこう。
体のことを、とにかく第一に考えて。
洗い物、ありがと。