2020年08月03日

運動会中止、に想う。

実の保育園でこの秋予定されていた
運動会が中止になりました。

「密を回避出来る策がないため」とのこと。

仕方ないと思うけど
やっぱり、残念で悲しいです。

幼稚園保育園、学校、みんなそうだと思いますが
保護者が参加出来る行事は、限られています。
運動会で競技を楽しむ姿や、
練習してきた演目を思い切り発表する姿、
普段、親の見ていない時間にこんなにも頑張ってたんだ
って知ることが出来る、貴重な機会です。

7月の夏祭りは
保護者不参加で、保育時間中に子ども達だけで
行ってくれました。
例年通りの夏祭りではなかったとはいえ
実がとても楽しんでいたと、後からお話を聞き
とても嬉しかったのです。

なので、運動会もきっと…って
ちょっと期待していたんですが、ダメでした。

どこの園も学校も
今年度は、行事があれもこれも中止や縮小で
子ども達が本当に可哀想。

というか…
これは、今年度だけで済まないのではないか、と
不安になります。

遠足や運動会、林間学校や修学旅行
何でもかんでも「無し」がデフォルト。
辛うじて行える行事も「保護者1人までルール」が定着。
大きな声で伸び伸び歌うことや
お友達と触れ合って演技することなど
子どもにとって大切なプロセスを「ダメ」と教えられ
栞や実は、育っていくのでしょうか。

恐ろしい。って思ってしまいます。

新しい日常を
今後数年ではなく、数十年の単位で継続しないとならば。
子ども達の成長に必要な、数々のプロセスを
削った分、どこかで何かで補えるように
新しい教育を
考え、作っていかないとならないのではないでしょうか。
大切なものを削るばかりでは
どこか削られた子どもが育ってしまいます。

そのために自分が出来ることって、何だろうか。

国がしてくれることって、何だろうか。




posted by ちぃ at 22:57| 日記