2020年07月02日

一生で自分の名前をどれだけ書くだろう

ペンを持つ時。

亡くなった私の恩師に
 一生で、自分の名前をどれだけ書くだろう
という話をされたことを、いつも思い出します。
 何万回と書くだろうけど、いつも丁寧に書きなさい
とも。

先生はいつも
 簡単に消しゴムを使うな
と怒っていました。
間違えても消せばいいや、という意識ではなく
もっと緊張感を持って、鉛筆を持て
という意味だったんだろうなぁと、思います。

小学校の頃から
そういうことを言われて育ったので
書き物をする時には
自然と緊張感を持っているように思います。

子どもが産まれ
特に、長女を保育園に行かせるようになってからは
自分ではなく、子どもの名前を書くことが増えました。

そして今、次女の保育園が始まり
更に書く名前が増えたのを実感しています。

自分の名前を書く時は、何も意識せず何も感じないけど
子どもの名前を書く時は、どこか嬉しさを感じ
幸せな気持ちになります。
思いを込めて、決めた名前だからかな。

ひらがなで、「しおり」と「みのり」。
かわいいな。



posted by ちぃ at 21:50| 日記