「いつか子どもと手を繋ぐこと」。
それは栞が、3年前の春に叶えてくれました。
栞が、ひょこひょこ歩くようになった頃
手を繋いで歩くのが、とても嬉しくて幸せでした。
最初は手を繋ぐのを嫌がっていた栞でしたが
怖がりな性格もあってか
外に出ると必ず手を繋ぐようになってくれて、
あんなに夢見ていたはずの「手を繋ぐ」は
いつの日か“当たり前”に変わっていきました。
実が生まれ
栞とほぼ同じ季節に生まれ
あぁまた春になったら歩くようになるんだなぁと
今年の春を楽しみにしてきました。
やっぱり実も手を繋ぐのを嫌がることが多く
自分の好きなように歩きたい!と
私の手を振り払うことも多かったのだけど。
ここ数日でやっと「てって」と言うと
手を繋いでくれるように。

我が儘なもので
夢というのはひとつ叶うと、またひとつ増えるもの。
「栞と実が手を繋いで歩く」
これが私の新しい夢でもありました。

子どもというのは
常に親に夢を見させてくれる存在であり
夢を叶えてくれる存在であります。
しおり、
みのり、
おおきくなったんだね。
ママのゆめをかなえてくれて、ありがとう。