
91歳の祖母。
元日に会いに行った時
もう歩くのもしんどそうで
すぐに疲れちゃうけど
みんなが来てくれて嬉しいと涙し
いつもの優しい笑顔の、おばあちゃんでした。
まさか作ってくれてると思わなかった、おせち料理。
台所に立つのもやっとだろうに
ありがとうね。
きっと傍で見守っていた伯母ちゃんも
大変だったよね。ありがとうね。
持って帰ってきた分は
大事に大事に味わいながら、毎日食べてるからね。
栞は、黒豆をお箸でつまめて
得意顔をしていたよ。

伯母ちゃんの作った黒豆は
今年もおいしいです。
年末の忙しい中、子ども抱えながら
おせちを作る余裕は、まだ無いのだけど
いつか、いつかは
私もおせちを作れる母親になりたいなと思います。
そう思えるのは、おばあちゃんが居てくれるからだよ。
今年も、ありがとう。
うちには、おばあちゃんが描いた絵が
いくつも飾ってあるから、
“おばあちゃん”を想いながら感じながら
毎日を過ごしています。
なかなか会いに行けないけれど、いつも
おばあちゃんのことを想っているからね。
暖かくなったらまた、会いに行くよ。