自分が母になってみて
母がどれだけすごい人か、自分にそれが出来るか
考えると、頭が下がる思いです。
子どもの頃は
私より弟の方が手がかかり、その分弟の方が可愛いのだろう
私は勉強だけしていればいい、成績が良いのは当たり前
何で褒めてくれないのだろう、98点だってすごいことなのに
お手伝いなんかしてたまるか、言われてからするのはもっと嫌
何で怒られてばかりなんだ
そう思っていました。
今思えば、母も必死だったんだろうなと思います。
耳が聞こえない弟に、つきっきりでした。
パートにも出ていました。
夕飯もちゃんと作ってくれました。
父は仕事ばかりで、家事などしない人でした。
自分に置き換えると、とてもこなせないと思います。
子ども一人と、お腹に赤ちゃん抱えてるだけで
ヒーヒー言っているのですから。
母は、お花はもったないないから要らないよ
と言う人で
どちらかというと、花より団子な人なので
今年も、カーネーションは贈りませんでした。
でも、私の心の中では
どのお花屋さんで売っている花束よりも大きな大きな
カーネーションとかすみ草の花束を、贈っているつもり。
大人になり、特に出産してからは
母の手助け無しでは、やっていけない生活です。
情けなく恥ずかしい限りですが
まだまだ親離れ出来ない大人です。
孫を産んであげられたことだけが
唯一の親孝行なのかな、そう思います。
私はきっと、ずっと
お母さんのようにはなれないけれど
私にしかなれない、私らしい
母親になっていけたらと、思います。
いつもありがとう。
本当に、感謝しています。
今、お母さんのことを思いながら
詞を書いているよ。
お仕事うまくいくように、祈っててね。
じゃあまたね。