今日は、栞の保育園でクリスマス会がありました。
ずっと楽しみにしていました。
栞が通う保育園は、園長先生がキリスト教の教えを
大切になさっているため、クリスマスは特別。のようです。
聖劇をやります、など
前もって配られたプログラムを見て
それは感じていたことだったのですが…。
いざ始まってみたら、想像よりずっとずっと素晴らしくて
本当に感動しました。
いわゆるクリスマス会って
飾り付けしてわぁっと騒いで、出し物をやって
サンタさんが出てきてプレゼントをくれて…というイメージ。
だけど、それだけじゃなくて
しっかりとクリスマスの意味を考える機会でもあり
まるで学芸会のよう、そして音楽会でもある、という
素晴らしい一日でした。
聖劇では上級生ちゃんたちが、主役。
栞の1歳児クラスは、聖劇の途中で
子どもの役として登場しました。
栞は
舞台の幕が開くと、大勢のパパママやお友達が見ていて
あっけにとられたような何とも言えない顔をしていましたが、
ピアノが鳴り始めると、歌うんだ!と気付いた様子で
体を揺らしながら歌っていました。
私は、みんなお揃いの衣装を着て登場した栞を見て
もう既に目がうるうる。
私の知らないところで、ずっと頑張ってきたんだなと思うと
じーんとしました。
聖劇の後にも、まだ出番はあって
各クラスのお歌や踊りの発表がありました。
栞はずっとずっと家でも歌っていた
「やきいもぐーちーぱー」と「おおきなくりの木の下で」を
頑張って歌っていました。
まだ戸惑っている顔でしたが、状況は飲み込んだようでした。
もう1曲今度は鈴を手に持って、踊ってくれました。
もう可愛くて可愛くて…。
やはり1歳クラスとなると、月齢の差がだいぶあって
栞より月齢が早い子は、かなりしっかり歌えていました〜。
先生方だけで「おおきなかぶ」の劇もしてくださいました。
日々をこなすだけでも体力が必要なのに
いつこんな練習と準備をなさっていたのだろう、と思うと
頭が下がる思いです。
最後には、サンタさんも登場してプレゼントをくれました。
栞に「サンタさんのプレゼント何かな〜?」と聞くと
『バナナ!みかん!パイナップル!』と果物ばかり答えて
私を笑わせてくれてたのですが、
それが、あながち間違っていなくて・・・。
サンタさんからのプレゼントは何と、おままごとの果物でした!
良かったね〜。
今日とても印象に残ったことは
園長先生が泣いていらっしゃったことです。
小さい頃から見てきた園児たちが
“一番年上のクラス”になって、しっかりと台詞を言い
立派に聖劇を演じている姿を見て
涙を流していらっしゃいました。
それを見て私は
あぁこの保育園を選んで、本当に良かった。
そう思いました。
クラス関係なく、先生方皆さんが一人一人の園児を
見守り、育て、大切にしてくださっているのが
伝わってきました。
今日はたくさん頑張った栞に
たくさんたくさんおはなしをして
撫でてあげました。
ママはとっても幸せだったよ、ありがとう。
と、何度も伝えました。
ママは今日のことずっと忘れないよ。