

神谷浩史+小野大輔『ON the AIR/トケイとテガミ』の
CDが発売されました。
私は2曲目の『トケイとテガミ』の作詞をいたしました。
ご存じ、ラジオ「神谷浩史・小野大輔のDear Girl〜Stories〜」の
4月からエンディングで流れております。
4月にOAされてからの反響は、私の元へも届いております。
私にとっては何よりの褒め言葉である「泣いた…」「泣ける…」
とのお声をたくさんいただき、感無量です。
作曲家の岡ナオキさんとは『ツムギイト』以来のコンビ。
岡さんのメロディーを受け取った後
最初の歌い出し
「10年前〜」がピタっとハマってからは
さらさらと言葉が埋まっていきました。
10年間続いてきたもの。
それにはきっと、変わらないものと変わっていくことの両方を
常に持っていないと叶わないだろう、という思いを込めて
変わらないものの象徴として「手紙」を
変わっていくことの象徴として「時計」をモチーフに、書きました。
「手紙」について書かれた1番だけでなく
「時計」部分の2番、そしてその後に繋がるフレーズに、思いを込めました。
なので、是非フルコーラスでお聴きいただきたい1曲です。
タイトルは最初は漢字で『時計と手紙』にしていたのですが
コンペの〆切間際に、いや違うな…と思い返して
『トケイとテガミ』とカタカナにしました。
神谷さんと小野さんお二人だけでなく、広く皆さんの気持ちに
当てはめたかったので、無機質にカタカナに…と。
そして『ツムギイト』がカタカナだったことからも、繋げたくて。
お二人が、リスナーに向けて。
神谷さんが、小野さんに向けて。
小野さんが、神谷さんに向けて。
聴いてくださった皆さまの、どこかの1ページにおいて。
伝わったら嬉しいです。
個人的には
産後仕事復帰して2つ目の作詞のお仕事でした。
この『トケイとテガミ』が書けたこと、私には本当に大きな収穫でした。
もしかしたら、出産していなかったら書けなかった詞かもしれない。
結婚妊娠出産を経て、自分の人生の第二幕が始まったんだな、
と思いました。
私にとっても、大きな大きな大切な1曲になりました。
最後に、いつも温かいアドバイスをくださる
サウンドプロデューサーの竹内さんに、心より感謝申し上げます。
そして、11年目に突入したDGSを
これからもずっと応援させていただきます。