「怒らない」というのはなかなか難しい。
今日は、栞が夕飯のスパゲッティをもう食べたくないからと
お皿ごと床にひっくり返したのを、強く怒った。
“今、怒られているんだ”
と分かるのか、顔を赤くし今にも泣きそうな顔になる。
いつもなら、大きい声を上げると逆に喜んだり、笑ったりするが
何となく“怒られている”と、分かるようになってきた気がする。
床にひっくり返したら、もう食べられなくなっちゃうんだよ。
ママは一生懸命作ったのよ。
もう食べたくない時は「ごちそうさま」しようね。
と、ちゃんと目を見て話して伝えた。伝わったと思う。
最近は「怒らない」しつけもあるのだと、見聞きするけど
自分には当てはまらないなと、最初から諦めている。
性格上、無理だ。
ダメなことはダメと教えたいし
ママはいつも優しい訳ではないんだと分かって欲しい。
それにしても、食に関しては
いつまで経っても悩みが付きまとう。
用意した量をすんなり食べきってくれる日は来るのだろうか。