14:46、娘と手を繋いで祈りました。
「この後、地震や津波の映像が流れます」
という文字を出す意味を、出さなければならない意味を
深く深く、考える。
昨日も今日も
東日本大震災の被災者の方が語る姿を、テレビで見ては
涙が出ました。
それは悲劇のドラマでも何でもなく、現実に起こったことで
悲しみや悔しさを抱えて、お一人お一人が戦ってきた、
この6年間の軌跡。
私にも子どもが出来て
見て聞いて感じるものが、ぐっと重たくなったように思う。
どれほどの辛さか、計り知れないけれど
計り知れないからこそ、余計に辛く重たく
涙が溢れた。
あの日、家に一人きりで
人間って一人じゃ何も出来ないんだなと、自分の情けなさを
今になっても思う。
この横浜でもこんなに大きな地震だったというのに
その震源が「東北」だと知った時に、震えたことを
今になっても思い出す。
いつになっても忘れないように
そしてそれを、娘の世代に伝えていけるように、
それが私達の使命だと思う。
震災はまだ終わっていない、だけど間違いなく前に進んでいる。
そう思える7年目にしなくてはいけないと、思う。