2016年05月11日

立ち会い出産のすすめ 〜出産を振り返って2〜

病院に着いてから産まれるまでの、約11時間。
夫がずっと付き添ってくれましたが
会話はほとんど出来ませんでした。

言えた言葉といえば
「ぽ・・・ポカリ・・・」ぐらいで(笑)。
夫の方もあまりにしんどそうで
「がんばって!」なんて
とてもじゃないけど言えなかった(後日談)、と。
辛そうな顔してた?と聞いたら
そりゃあもう…、と。

夫がしてくれたことというのは
テニスボールでお尻をぐっと押す。ということ。
陣痛が来るのには波があり、その痛くなった時に
お尻を押してもらうと、少しだけ楽になるのです。
これは本当。
とてつもない傷みになった時に
これがあるとないとじゃ、大違いなんです。

正直に言うと
助産師さんの方が、その「押す」のは上手です。
だってやっぱりプロだから。
でもね、そうじゃないのです。
夫がそばに居てくれることが、精神的にどれほど影響したか。

夫は夜通しテニスボールで押し続けてくれ
筋肉痛になったと言っていました。
何も食べない私に、お願いだから一口だけでも、と
ウィダーインゼリーを差し出してくれました。
汗を拭いてくれて。手を握ってくれて。

一緒に。本当に頑張ってくれました。

私は、お産は二人で乗り越えるものだと思っています。
特に初めての人は、本当に不安だらけ。

男性にとっては、つらいことかもしれないけど
命の産まれる瞬間というのは
何にも代え難い感動です。
迷っている方がいたら、私は「絶対に立ち会った方がいいよ」
と言いたいな、と思います。



出産から半年。
当時あまりにしんどくて、日記におこせなかったことを
今更ながら、残しておきたくて綴ってみました。

忘れられない忘れたくない、大事な思い出の瞬間です。


posted by ちぃ at 17:07| 妊活と妊婦と産後