半年前の11月6日。
朝7時に起き、なんだか生理痛のような痛みを感じました。
それまでにも、前駆陣痛といって陣痛の練習のような痛みが
あったので、また治まるかな?と様子を見ていたら、
どんどん痛みが強くなってきました。
臨月の間、陣痛って本当に「あ!来た!」て気付くものなの?
と思っていたけど、私の場合ハッキリと「間違いない陣痛だ」と
気付きました。
その後昼過ぎには、何となく定期的な周期で痛みが来るようになり
夕方前には、相当な痛みに。
病院には「陣痛が5分間隔で起こるようになったら」と言われ、
18時半くらいに、病院に着き入院。
子宮口10cmで全開、なのは知っていたので
あと少しで産まれるんだろうと、思いながら内診。
そうしたら先生の一言・・・
「まだ、0.5cmってトコかな!」
・・・えっ!!
この頃のお腹の痛みは
生理痛の10倍くらい。
って感じかな…。
ですが、その後この時の自分に言いたい。
こんなの序の口の屁の河童、こんなモンじゃないぞ陣痛って。
陣痛室に入ってからは、夫がずっと付き添ってくれ
そこから、約11時間。夜通し苦しみました。
どんな痛さかと、後から振り返ると、
道路工事する時とかのドリルで、骨をゴンゴン突かれる感じ
って思いました。
よく、鼻からスイカを出すような。とか聞くけど
そんなもんじゃない。
どこかが引きちぎられるような痛さだけでなく、
体の底から…骨から…全てが痛い感じでした。
人間が人間を産むために、人間の体ってこんな痛みを作り出すものなのか、
人間は、こんなに痛くても死なないんだな、
そう思いました。
やっと分娩室に移動することに。
歩いて行かねばならず、この時の記憶が私はあまりありません。
陣痛室から分娩室までは、ほんの20mくらいだと思うのですが
その間をどれくらいの時間かけて歩いたのか、記憶がない。
助産師さんが体を支えてくれた事だけは、覚えているけど…。
分娩台に上がってからは、とんでもない声が出たような…
それもでも、あまり記憶がない。
なぜだかここから先は、あっという間で
多分15分ほどで産まれました。
いきみ方がとても上手だと、助産師さんに褒められ、
もう頭が出ているよ!ってタイミングで、先生が現れた時が、
痛みのピークでした。
11月7日 午前5時43分
我が子は
真っ赤っかで
小さくて
くしゃくしゃで
うれしかった
この世にこんなにもうれしいことがあるんだ、と
思えるくらいに、うれしかった
私の場合、これでも楽なお産だった方みたい。
しかし、昼からろくに食事がとれなかったのに
よく頑張って産んだな…と。
これから産む方には、是非とも
ポカリって大事!と、お教えしたい。
続く。
2016年05月10日
陣痛ってどんな痛み? 〜出産を振り返って1〜
posted by ちぃ at 22:13| 妊活と妊婦と産後