2015年06月19日

こうして妊活が始まった 〜妊活を振り返って〜

妊活の話です。

私は元々、初潮からずっと生理不順でした。
毎月一回必ず同じ日に生理が来るようなことは
今までに一度もなく、
普通よりも周期が「長い」タイプの生理不順でした。

いつかは子どもが欲しい。
ずっと夢見ていたので、自分なりに色々調べ
とりあえず「基礎体温」を測れば
色々分かるんだということを知りました。
20代から基礎体温をつけるようにし、
それによると、どうやら自分には「ちゃんと排卵がある」
でも「生理が終わってから排卵までの間だけが、長い」のだ
と分かりました。

一番最初に婦人科に行ったのは、んー…
23か24歳頃だったでしょうか…。
基礎体温表を持って、自分は子どもが産める体かどうかを
調べてもらったことがありました。
それによると、排卵はあるから大丈夫、子宮には異常ない、
但し本気で子どもを望んだ時には、出来にくい体かも、
と言われました。

それ以降、子宮頸がんの検診等にも行くようになりました。


そして、1年半ほど前。
ストレスからなのか、
結婚してすぐぐらいの時期、生理が止まってしまいました。
元々周期が長いとはいえ、3ヶ月も来ないってのはさすがに…。
って事で、婦人科へ。
薬を処方してもらって、無事生理が来るようになったのですが…。

今度は、以前にも増して周期が長くなってしまい
やっと「子どもが欲しい」と本格的に取り組むぞって状況になったのに
これではいつが「排卵」なのか、予想がつかず
当てずっぽうに頑張ってみるも………案の定、妊娠出来る気配がなくて。


数ヶ月後再び婦人科へ。
その時点では「生理周期を月一に整えたいんです」
という理由で、行ったのです。

処方されたのは「排卵誘発剤」というもの。
私の場合、生理が終わってから卵が出来上がるのが普通より遅い
という症状だったので、
それを何とか早めよう。という薬です。
一般的には、生理から排卵までが2週間、
妊娠しやすくする為には、長くても3週間以内に排卵させたい、
との事でした。

ところが、全然3週間なんかじゃ排卵しない。
4週間も5週間もかかるんです。
これじゃ、薬を飲んでも意味がない。
なので、徐々に薬の量が増えていきました。


何周期か、繰り返す間に
だんだんと自覚するようになりました。

「私は、生理を月一で来させたいというつもりで
 病院に来てみたけど、
 やってること、
 これってやっぱり、いわゆる『不妊治療』ってヤツだよね」


自分は、不妊治療を始めたんだ。
人とは、違うんだ。
人と違って、私の体は普通じゃないんだ。

そう認識するようになると
やはり多少なりとも、気持ちは落ち込みました。
「やっぱりね、やっぱりそうだよね」
って思って。


こうして、私の「妊活」が始まったのでした。

(続く)








今日の私のBGM。SEKAI NO OWARI「Tree」。






posted by ちぃ at 00:00| 妊活と妊婦と産後