2014年12月07日

椎名林檎「日出処」を聴いて。

椎名林檎を聴くと、スカッとします。

実は好きです。ずっと好きでした。
ちょうど世代だっていうのもあるんですが
自分には絶対歌えない部類の音楽なので
聴いていてすごく憧れるし
スカッとするのであります。

5年以上ぶりという新しいアルバム「日出処」を買いました。

無罪モラトリアム、勝訴ストリップを始め
オリジナルアルバムは全て聴いてきました。
椎名林檎って、過激で刺激的でちょっと変わってる。なんて
イメージを持つ方も多いかもしれないですが
今までのアルバムを聴いていくと
その根底には「クラシック」があるように感じるんです。
「ポップス」では無いようなメロディーが見える事が多くて。

そして、日本語が美しい。
今回のアルバムには、英語詞も数曲入っていますが
日本語詞は相変わらず、美しい言葉たちが綴られています。

先日テレビ番組で作家さんとの対談しているのを見ました。
この方は、自分を「J-POP職人」と言い
前に出て歌うよりも音楽を作る側が向いているのだと、言います。
いろいろ話を聞いていると
この方は女優のように「椎名林檎を演じている」かのように
思えてきます。
とても不思議な方です。

今回のアルバム
1曲目のイントロから、もう痺れます。
うーん、どの曲も素晴らしい………。
芸術性を感じます。
アルバム2周目にはもう、歌えるようになってたりして。
独特、且つキャッチー、ってのが叶っているアルバムだと思います。

この時代に、ブラスもストリングスもフルで生なのが
本当に素晴らしいところ。
こういう作品が本当の「音楽」って気がしますね。

お歳を重ねて、ますます歌の表現が豊かになった感じがして
たまらないのであります。

しばらくはヘビロテ確定です。。。



なんつっても
私は、椎名林檎のビジュアルが好きなのであります。
あの鎖骨…。


エロい…。




敬称略、失礼致しました。







今日の私のBGM。椎名林檎「日出処」。

posted by ちぃ at 00:00| 音楽と仕事