目の不自由な少女が、駅で蹴られた
というニュースを見ました。
とても悲しく、信じられないニュースです。
点字ブロックの上を、目の不自由な方が
白杖をついて歩いていて、何が悪いというのか。
このニュース自体は、本当に残念なニュースではありますが
私は、これが世間に知れ渡ったということが
とても良いことだと思うのです。
こういった事件(敢えて事件と書きますが)は年々増えてる
というような言い方をテレビで聞きましたが、
本当にそうでしょうか?
昔から、ずっとずっと、存在していたのではないでしょうか?
なんの根拠もないですが、そんな気がしてならないのです。
それを、この少女のように
「声を大にして」警察に訴えられる人が、少なかった
言えるような世間じゃなかった、我慢するのが当たり前だった
だから「公になる」ことも少なかった、
それが、だんだんと「声を大にして」「公になる」事例が増えてきただけ。
という気がしてならないのです。
この少女の勇気ある訴えは、本来“当たり前”でなければならない。
だって、暴行だもの。
明らかに、目の不自由な方の生きる道を侮辱し邪魔している。
場所が場所だったら、命に関わることです。
本当に本当に辛いことだけれど
この少女のように、どんどん声を大にして公にして欲しい。
それを“当たり前”だと思える社会でなければいけない。
私はそう願います。
そしてそれが、このような事件が少しでも減っていくことに
繋がることを、願います。
今日の私のBGM。なし。