音楽に携わる一員として
特定のアーティストを好きだと書くのは
不適切な場合も多々あると、分かってはいるのですが
どうしても、これだけは言わずにはいられないのです。
誰がなんと言おうと、私はドリカムが好きなのであります。
3年9ヶ月ぶりにニューアルバムが出ました。
25周年にちなんで「ATTACK25」。
何度もリピートして聞いてみて
とにかく本当に、名盤。としか言いようがない。
うーん。ここ何作かの中で一番好きかなと思う。
「ドリカムって、明るくてポジティブで分かりやすい感じでしょ」
っていう、一般の声を裏切るような
前半8曲が、アルバムのための書き下ろし。
そして後半8曲は、シングル&CMタイアップなどでお馴染みの曲たち。
その構成も、レコードのA面B面のようでとてもいい。
B面(シングル8曲)が「さぁ鐘を鳴らせ」で始まるのですが
そのイントロが…いい。
正直、アルバムで通して聞いてみるまで
大した楽曲じゃない、なんて批評していたシングル曲が
歌詞カードを手に取って、フルで聴いてみると
泣ける、泣ける…。
本当に見直しました。
だから「CD」っていいんだよな…。
特に「AGAIN」。
この曲のサビに出てくる「もう一度 今のあなたで」という言葉が
深い。
つい誰かを励ます曲って“もっと変われる”“もっと頑張れる”なんて
ニュアンスが出て来がちですが
そうじゃない。
「今のあなたで」という言葉って、なんて優しくてなんて深いんだろう。
アルバム書き下ろしの8曲は本当にたまらない。
「ONE LAST DANCE, STILL IN A TRANCE」は、待ってましたのドリファンク。
「FALL FALLS」は、まさにドリカムくさいバラード。
「軌跡と奇跡」や「MORE LIKE LAUGHABLE」は、
スペシャルなミュージシャンをちゃんとフィーチャーしてて、激カッコいい。。
時間を空けて出したアルバムなだけあって
メロディと歌詞のマッチング、言葉の選び方やメロディの丁寧さが
半端ない。
正さんの音へのこだわりや、昔のドリカムを彷彿とさせるアレンジも
ファンには嬉しい。
うーん、今の所
非の打ち所がないアルバム。
私は「愛がたどりつく場所」が大好きで
こんなに素敵なラブソングはないと、思っています。
吉田美和の歌が、また進化しているようです。
50歳手前にして…本当にすごい。
30代の私に、出来ないことなんて無いよなって思います。
しばらくはヘビロテになりそうです。
ドリカム世代じゃない方にも、是非聞いてほしい一枚です。
私という人間は、ドリカム無しには成り立たないのであります。
今日の私のBGM。Dreams Come True「ATTACK25」。
2014年08月21日
「ATTACK25」/ Dreams Come True
posted by ちぃ at 00:00| 音楽と仕事