2014年02月01日

なれなかった。

私は
ハルキストにはなれなかったようです。

村上春樹さんの「象の消滅」という本を買ってきて
読んでいました。
世界的に有名な村上春樹さんですから
一度挑戦してみる価値はあると思って、
初めて手に取ってみたのですが。

どうやら私には合わないようで
本当に申し訳ないなと思うのですが
最後まで読み切ることが出来ませんでした。
自分で小説を買って、最後まで読む前に嫌になってしまうというのは
記憶にある限りでは、初めてのことです。

短編小説集だったこともあってか
ひとつひとつのお話が、「ここ??なぜここで???」
と思うようなところで、終わるので
どうしても納得できない。これの繰り返し。

何もかっちり終わってくれないと嫌だと
言ってる訳ではないのです。
読者に考える余白を与えるような、余韻が残る終わり方は
とても好きであります。
でも、この作品の中の短編に関しては
その余白が大きすぎるというか、余白なのか何なのか
私の拙い読解力では消化出来ないままになってしまいました。

決して批判をしてる訳ではないのですよ。
ただ、世界に多くのファンがいらっしゃる方の作品が
自分には合わなかったということが
若干ショックでもありますが
自分を「少数派」なのだと思わざるを得ないなと
思ったのであります。


どなたか、ファンの方がいらっしゃいましたら
村上さんの作品の楽しみ方を
是非教えていただきたいなぁと思います…。












今日の私のBGM。なし。

posted by ちぃ at 00:00| 日記