2013年12月16日

「かぐや姫の物語」

絶対に映画館で
その質感を見てみたい
と思っていました。

久しぶりに、1人で行く映画館。
だからこそ、充分に集中して
充分に感情移入して、充分に涙しました。


かぐや姫のストーリーに沿っていることは分かっていたので
最後どうなるのか、結果は想像出来ていたのですが
それでも、涙が止まりませんでした。

とにかく
全てにおいて、素晴らしい作品でした。

途中までは、これが一枚一枚手描きで作られた絵だということを
忘れて、入り込んでいました。
CMでも出てくる、有名なかぐや姫が走っているシーン、
あのシーンになってタッチが荒くなって、あぁ!そうだった!と
我に返り、その凄さに圧倒されました。


映画一本を通して、何を伝えたかったのか
絵の凄さにばかり注目が集まり、映画としての質はどうなのか
私の個人的な考えでは、これは賛否両論あるのではないかと、思います。
ですが、ここはやはり「ジブリ」であることを忘れずに言うならば
子どもが見ても楽しめる作品に、きちんと仕上がっていることが
「素晴らしい」と、私は思います。

日本が世界に誇れる、作品だと思います。


声の出演者さんたちが、本当に素晴らしかったです。
中でも地井武男さんが演じる翁は、天晴れ!でした。
この作品の完成を待たずに、亡くなられたこと
とても悲しく、悔しく思い、エンドロールで主題歌が流れる中
また、泣きました。




ブルーレイ、絶対買います。











今日の私のBGM。なし。


posted by ちぃ at 00:00| 日記