スーパーの野菜売り場、端っこに追いやられた
“おつとめ品”のニンジン。
小さくて細くてちょっと割れちゃってるから、2本で10円。
こんなん…何に使うかね。って思ったけど
鱈のホイル焼きに、ニンジンがあったら色味が綺麗になるなぁ。と思って
購入。
ホイル焼きに使って、余った分は
細く切って、キンピラニンジンにしました。
ゴボウ無し、ニンジンだけでも結構おいしいんです。
ゴマ油で炒め、酒・砂糖・醤油・味醂、仕上げに胡麻をたっぷりと。
お弁当に入れるのにお薦め。
歯ごたえがジャキジャキ残るくらいに作るのがコツ。
「ニンジン10円で2品作れてすごいお得だった〜」
という気持ち、というよりも
「10円のニンジン食べてあげられて良かった〜」
という気持ちになりました。
あのまま野菜売り場の端っこで、誰にも買ってもらえずに
寂しく廃棄されるよりは
こうして、おいしく食べてもらえてきっとニンジンも
喜んでいるだろう。と
勝手に、思って。
だって農家の方が1つずつ収穫した、大切なニンジンだもんね。
今日の私のBGM。矢野まき「本音とは愛よ」。