2010年12月27日

強く生きて。

黒い子猫が3匹、毎日通るアパートのゴミ置き場で
ゴミをあさっていました。

野良猫だと思います。

まだ毛がふわふわしていて、体も小さかったので
この秋に、産まれたばかりかと思います。

3匹、全く同じ顔をして
真っ黒で、絵に描いたような“黒猫の子猫”でした。

本当にかわいくて…。目がまん丸で…。

とっさに“連れて帰りたい!”と思い
自転車を降りて、近付きましたが
人を怖がり、逃げてしまいました。

こんなに寒い夜に…

あの子たちは今夜どこで寝るんだろう…

そう思いながら、肩を落として家に帰りました。


家に帰って、それを父と母に話したら
「こんなに寒いのに…かわいそうに…」
「野良猫はなかなか捕まえられないよね」
「飼ってあげたいけど…」

しょぼくれた私の顔を見て
父と母もしょぼくれた顔をしました。

考えてもしょうがない、眠れなくなるよ、と
母に元気づけられました。

私の動物好きと、
動物のことを想い心を痛める性格は
父と母から受け継いだんだなと、思いました。


野良猫にエサをあげてはいけないと、言う人が居ます。
ですが、この寒空の下、子猫たちを目の前に
「どうせすぐ死んじゃうさ」と言い捨てることなんて出来ません。

じゃあ、何が正しいことなんでしょうか。


ペットを捨てるようなことは、絶対にしてはいけない。
絶対に。



子猫たちが、無事この冬を乗り切れますように。







今日の私のBGM。いろいろ。
posted by ちぃ at 00:00|