私の大切な人が、
友人を亡くした悲しさとやりきれなさの渦の中で、もがいています。
29歳という若さ。
その憎き病は、その憎き病は、その命を蝕んだ。
私もまた、気持ちの矢印を下向きにして、
もがき、考えました。
しかし、納得のいく答えなんて見いだせないのです。
「余命一ヶ月の花嫁」という映画がヒットしています。
清志郎もあっちへ行ってしまった。
友達のお母さんも行ってしまった。
まさママからも悲しい話を聞いた。
父の幼なじみの奥さんも行ってしまった。
私のおじいちゃんもそうだった。
そして、今まさに
命の期限を突きつけられて苦しみ戦い抜いている人だっているのです。
スペースシャトルが宇宙で長期滞在出来ても。
クローン技術で死んだペットと同じ犬を作ることが出来ても。
太ももから管を入れて心臓までいって、動脈瘤取ることが出来ても。
こんな世の中でも、
その、その憎き病をやっつけることだけは、出来ないのです。
なぜ?
答えなんて見いだせない。
だけどかろうじて、ひとつ言えるのは、
自分に与えられた命を、せいいっぱい生きる義務があるのだと
気付かされるということ。
お友達が、
安らかにあっちで笑って居られますようにと、心から祈っています。
今日の私のBGM。aiko「秘密」。