愛は地球を救うでしょうか、どうでしょうか。
24時間テレビ。
毎年やっぱ見て泣いちゃうよね、て人もいれば
なんか胡散臭くて見てらんないわ、て人もいるでしょう。
個人的には、今年は、
大好きなエド・はるみさんがマラソンを走るので
楽しみにしていました。
113kmを走り終える瞬間、ずっとお客さんにお辞儀をしていました。
あの「どんな時も感謝の気持ちを忘れない」という精神は
素晴らしいなと思いました。
そして、感極まって泣いてしまって喋れない。とかじゃなく
しっかりと、丁寧に丁寧に感謝の気持ちを述べていました。
すごい。
しかも「サライ」熱唱していました。
113km走った後に、マイク持って歌ってるよこの人は!!
と思って、びっくりしました。
そして、改めてエド・はるみさんの偉大さを感じたのでした。
やっぱり大好きです。素敵すぎます。
正直、
毎年この時期になると急に「募金」「福祉」「チャリティー」と
騒ぐテレビには、「うーん」と思ってしまう面もあります。
目が不自由な人、耳が不自由な人、手足を動かすことが困難な人、
小児ガンで亡くなった少女、原因不明の難病を抱える人etc…
この時期になると急に、番組で取り上げられることに、
「うーん」と思ってしまう面もあります。
それを見て、涙する人も大勢いると思います。
が、病気や不自由と闘っている人たちは
自分たちを見て「泣いて欲しい」と願っている訳ではないのです。
大事なのは、「同情すること」ではなくて「知ること」。
自分たちと「違う」のではなく「同じ」だと理解すること。
例えば、それでも彼らが街で困っている時に、
どのように手助けをするのが、ベストか。を学ぶこと。
それをわかった上で「応援」するべきだと思うのです。
テレビを見て、一時的に涙して終わるのではなく、
何か学んで、それを自分自身の人生にプラスしたいなと思います。
SPEEDの今井絵理子さんの子どもさんが、難聴だということで。
コーナーが設けられていました。
歌を歌う人にとって、とても辛い事実だったと思います。
私の弟も生まれつき難聴なので、
母を見ていて、その辛さや悲しみは知ってきたつもりです。
今井絵理子さんは、すっかり「強い母」の顔になってました。
立派に手話もこなしていました。
そこには本当に大きな大きな「愛情」があるのだと思いました。
最近、子どもを叱れない親が増えています。
叱れないということは、
愛することも上手に出来ていないのでは、と私は思います。
まぁ私は子どもを産んだこともないので、大きなことは言えないですが
少なくとも、今井絵理子さんを見ていて、
「この子は誰よりも愛情を注がれて生きていくんだな」と思いました。
不自由を抱えて生まれて来た子には
確かに、辛いことが沢山待ち受けているでしょう。
その家族にも、辛いことが沢山待ち受けているはずです。
だけれど、それと同じだけ、愛に溢れた家族なんだと思います。
24時間テレビ。
賛否両論いろいろな考え方があるとは思うのですが、
私は、このようにいろいろなことを「気付かせてくれる」番組として
素晴らしいと思っています。
募金するもしないも、自由。
だけれど、
健康な人、病気と闘う人、障害を抱える人、全て「同じ」ということ、
故に、困っている時は助け合うのが当たり前、ということ、
この24時間テレビの日だけでなく、
いつもいつも心にとめておかなくてはいけないって思います。
それを気付かせてくれた、24時間テレビに、
私は、今日ジャスコで募金してきました。
最後にもう一度。
エド・はるみさん、大好きです。
今日の私のBGM。Bonnie Pink「Thinking Out Loud」。